「定年後の人生を幸せに過ごす人」が共通して踏んでいる「4つのステップ」 (※写真はイメージです/PIXTA)

人生100年時代。NPO法人「老いの工学研究所」理事長の川口雅裕氏は、書籍『年寄りは集まって住め』のなかで、「幸福な高齢期を実現させる四つのステップ」について解説しています。

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「幸福な高齢期」への4つのステップ

中高年の脳や知力と心理的成長について研究したジーン・コーエンは、人生の後半期における発達のステップとして、「再評価段階」「解放段階」「まとめ段階」「アンコール段階」の4つがあると唱えました。この4つのステップを順に踏んでいくようにすれば、幸福な高齢期が実現すると考えたのです。

 

最初の「再評価段階」では、これまでの人生や自分自身を見つめる(再評価する)こと。人生の折り返し地点までくると、それまでのように、いくらでも時間がある、やろうと思えば何でもできる、うまくいかなかったことでも十分に取り返せるといった発想は現実的ではない。

 

だから、これまでの経験を振り返って冷静に自分を評価し、残された時間をどのように使うべきかを考えることが大切になってくる。また、折り返し地点のように思えても、実際にはいつ死ぬか分からないから、死を徐々にでも意識しておくようにするのも欠かせない。

 

次に「解放段階」で、時間的にあるいは精神的に縛られていた事柄が減った(解放された)ことを自覚すれば、その結果、それまでの人生ではできなかったことをやりたいという意欲が湧いてくる。「再評価段階」において死や残された時間を意識していれば、「今、やりたい。やるしかない」といった欲求が出てくる。

 

退職や子の独立によって、仕事や家事・子育てといった「やらなければならない」ことではなく、「やりたいこと」に焦点が当たるようになり、それは、不自然で無理をする自分ではなく、本来の自分らしい言動を取り戻し、自分らしい暮らしぶりを獲得することにもつながる。

 

「まとめの段階」では、「やりたいこと」をやっている“本来の自分”(再評価段階とは異なる自分)を改めて見つめ、これまでの人生を総括すること。そして、「やりたいこと」に集中できている環境や、「やりたいこと」に自由に時間が使える社会やそれを支える人々への感謝を持つこと。

 

このような気持ちは、自身の行動を恩返しや貢献に向かわせる。人生をしっかり総括できれば、死をより明確に意識できるようになり、死を恐れない態度が身につく。そうすれば、死後に子や周囲に迷惑をかけないための準備・整理に落ち着いて取り掛かることができる。

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