【起業家必見】自社の〈現状〉と〈あるべき姿〉を把握する「3C(自社・競合・顧客)分析」とは?

【起業家必見】自社の〈現状〉と〈あるべき姿〉を把握する「3C(自社・競合・顧客)分析」とは?

ビジネスアイデアを駆使し、組織のメンバーなら新規プロジェクトをスタート、起業家なら事業の立ち上げを実現――。しかし、本格的な勝負はここからが本番です。ライバルを圧倒し、シェアを大きく獲得しなければなりません。本記事では、競争市場の中で勝ち残る条件を見つけ出す「3C分析」について見ていきましょう。

自社の「現状」と「あるべき姿」を把握する、3C分析

自社の「現状(As-Is)」と「あるべき姿(To-Be)」について、ミクロ環境分析の手法で把握してみましょう。そのためのフレームワークとして「3C分析」を利用します。

 

3C分析では「自社(Company)」、「競合(Competitor)」、「顧客(市場)(Customer)」の3つの環境が分析対象となります。それぞれの英語のイニシャルが全てCであることがその名称の由来です。

 

3C分析の目的は、競争市場の中で勝ち残るための条件を見つけ出すことにあります。言い換えれば、KSF(Key Success Factor)の抽出にあります。KSFは一般に「主要成功要因」と訳されており、つまりは目的や戦略を成功させるためのカギとなる要因のことです。

 

下記のように3C(自社、競合、顧客〈市場〉)には、さらにそれぞれ適した環境分析手法があります。

 

①自社環境分析──SWOT分析

②競合環境分析──5F分析

③市場環境分析──STP分析

 

①では自社の強み・弱み、機会・脅威に関して、②では競合とその状況などに関して、③では市場の環境や顧客ニーズなどに関して具体的な形でリサーチを行っていくことになります。

 

次ページではまず、①の「SWOT分析」で自社環境を見ていくことにしましょう。

 

[図表1]3C分析とは?

 

【12/18(木) 『モンゴル不動産セミナー』開催】

坪単価70万円は東南アジアの半額!! 都心で600万円台から購入可能な新築マンション

次ページ自社全体像の冷静な把握に役立つ「SWOT分析」

本記事は『改訂新版 超図解! 新規事業立ち上げ入門』(幻冬舎メディアコンサルティング)から抜粋・再編集したものです。

改訂新版 超図解! 新規事業立ち上げ入門

改訂新版 超図解! 新規事業立ち上げ入門

木下 雄介

幻冬舎メディアコンサルティング

事業立ち上げのリーダー必読! 豊富な図解でよくわかる! 7つのステップで理論から実践まで、新規事業立ち上げのポイントを徹底解説。 2017年4月発刊の“新規事業開発ハンドブック"がさらに実践的にリニューアル。VUCA…

カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
川柳コンテストの詳細はコチラです アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです 不動産小口化商品の情報サイト「不動産小口化商品ナビ」はこちらです 特設サイト「社長・院長のためのDXナビ」はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録