(※写真はイメージです/PIXTA)

時間になったら食事をする習慣系の人は脳の誤作動による「ニセの食欲」によって、食べ過ぎ状態になりやすいのです。食事は「習慣」ではなく「補給」するために食べるのが本来の姿です。パーソナルトレーナーとして25年の経験の中野ジェームズ修一氏が著書『やせるのはどっち? 理想の体が手に入る「失敗しない」31の法則』(飛鳥新社)で解説します。

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太らない“補給系”の食べ方のススメ

▶Q:やせやすい食事のタイミングは?

A:きちんと決めた時間に食べる
B:本当にお腹が空いたら食べる

 

イラストレーション=斉藤ヨーコ、中野ジェームズ修一著『やせるのはどっち?』(飛鳥新社)より。
イラストレーション=斉藤ヨーコ、中野ジェームズ修一著『やせるのはどっち?』(飛鳥新社)より。

 

正解はこっち! B:本当にお腹が空いたら食べる

 

■時計で食べるのではなく、脳で食べましょう。

 

例えば、夜、どんなに遅くご飯を食べても朝食はしっかり食べる人、12時のランチタイムになると必ず「お腹が空いたー!」と食堂にダッシュする人。このように、生活サイクルに食欲をはめ込み、本当はエネルギーが不足していないかもしれないのに、「いつもの時間」「いつもの量」の食事を、何の疑問もなく食べてしまう。これは、“習慣系”という食行動の人の特徴です。

 

一見規則正しい食生活をしているようにみえますが、習慣系の人は、脳の誤作動による「ニセの食欲」によって、食べ過ぎ状態になりやすいのです。

 

人は毎日、活動量も食事の内容も変わるので、日々、同じ時間に同じ量を食べる必要はありません。あたりまえですが、食事は時間ではなく「お腹が空いたら食べる」もの。「習慣」ではなく「補給」するために食べるのが本来の姿です。

 

とはいえ、会社や学校のルールや家族の都合もあるので、多くの方は、毎食、自分の腹具合だけで食事の時間を決められないですよね。そんなときでも、必ず食べる前に「自分は今、どのくらいお腹が空いているのかな?」と自分に問いかけるクセをつけることが大事です。

 

ランチタイムに「いつものパスタとプチデザートのセット」や「親子丼とそばのセット」を食べる必要があるのかを、まず、考えてからオーダーをする。要は何も考えずに、オーダーしたり、食べたりすることをやめてみましょう。

 

このワンクッションを入れるだけでも、適量に近づけることができ、カロリーオーバーを防ぎます。

 

毎回、食べ物に手を伸ばす前に体と相談する習慣を身に付けて、体が欲している量だけ食べる。これを繰り返すと、次第に「ニセの食欲」に振り回されない、太らない“補給系”の食べ方ができるようになります。

 

次ページ「白米」は太りにくいエネルギー源の筆頭

本連載は、中野ジェームズ修一氏の著書『やせるのはどっち? 理想の体が手に入る「失敗しない」31の法則』(飛鳥新社)の一部を抜粋し、再編集したものです。

やせるのはどっち? 理想の体が手に入る「失敗しない」31の法則

やせるのはどっち? 理想の体が手に入る「失敗しない」31の法則

中野ジェームズ修一

飛鳥新社

ダイエットを始めた日本人の8割以上が挫折する、という残念な調査結果もあります。おそらく、過去、何度もダイエットに失敗した経験を持つ方はたくさんいらっしゃるでしょう。 しかし、長年の経験をもとに、著者は断言します…

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