フィリピン・マルコス政権…新スキームで「ビルド・ビルド・ビルド政策」を維持

7月18日週「最新・フィリピン」ニュース

フィリピン・マルコス政権…新スキームで「ビルド・ビルド・ビルド政策」を維持
写真:PIXTA

一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティングのエグゼクティブディレクターの家村均氏による、最新のフィリピンレポート。今回は、インフラ投資への積極姿勢が明らかになってきたマルコス新政権の動向と、そこで注目される企業を中心にみていきます。

今週の注目企業…グローバル化を目指す酒造メーカー

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酒類メーカー「EMPERADOR、Inc.」は、7月14日にシンガポール証券取引所(SGX-ST)のメインボードに上場し、取引を開始する予定であると、発表しました。

 

「EMPERADOR、Inc.」は、この上場を、ブランデー、ウイスキー、およびその他の飲料の製造業者、ボトラー、および販売業者とのグローバルな関係構築とブランドポートフォリオを開発する際の重要なマイルストーンであるとしています。

 

「EMPERADOR、Inc.」の株式は、シンガポールで、銘柄コードEMIで取引されます。

 

「EMPERADOR、Inc.」はSGX-STに上場すると共に、引き続きPSEに上場を維持し、両方の取引所で同時に取引されることが見込まれ、シンガポールで二次上場を行う最初のPSE一次上場企業になります。JPMorganとUBS AGが共同主幹事を努めます。

 

「EMPERADOR、Inc.」は、フィリピンを拠点とする世界的なウイスキーとブランデーメーカーで、100か国以上に商品を提供し、世界的に認知されたウイスキーとブランデーのブランドの豊富なポートフォリオを持っています。

 

フィリピン大手財閥である「Alliance Global Group、Inc.」の子会社であり、同財閥は、不動産開発、レストランチェーン、観光娯楽およびカジノ・ゲーム事業など多様な事業ポートフォリオを有しています。

 

 

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※当記事は、情報提供を目的として、一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティングが作成したものです。特定の株式の売買を推奨・勧誘するものではありません。
※当記事に基づいて取られた投資行動の結果については、一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティング、幻冬舎グループは責任を負いません。
※当記事の比較するターゲット株価は、過去あるいは業界のバリュエーション、ディスカウントキャッシュフローなどを組み合わせてABキャピタル証券のプロアナリストが算出した株価を参考にしています。

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