日程に合わせ勉強や必要な準備の計画
(3)日程に合わせ、勉強や準備の計画を考える
まずは決定済みの日程に合わせ、勉強や必要な準備の計画を考えていきます。
例えば、1学期に受ける校内英検の勉強をいつするか、定期テストの勉強はどの期間でやるか、模試はどのあたりに受験するか、といった具合です。週末は、説明会や模試が重なることがあるので、早いうちに日程を確認しておきましょう。
計画表に書き入れた【※作業(2)】中3の通過ポイントに合わせて、可能な範囲で計画を立ててください。1学期は、学校のスケジュールの他は、具体的な日程が少ないかもしれません。
加えて、勉強の計画は日程からだけでなく、中期的な目標も一緒に考えていきましょう。
中期的目標は、次の二点を主に考えるとよいでしょう。
①教科別の目標&②先取り学習
①教科別の目標は、入試での得点を最大にすることを目指し、自分はどの教科の点数を上げたいか、そのために何をどうすればよいのか、考えていくということです。弱点をどう補強するか、強みをどう強化するのかで、狙いはそれぞれ変わってきますね。
例えば、目標は
国語➡漢字の強化、古文の基礎力アップ
数学➡平面図形の基礎から応用まで重点的に など
そのための学習計画は、
◦漢字ドリル1冊(△月末まで)
◦古文基礎〇×参考書(□月まで)
◦数学 図形の問題集(次回模試まで)
息子の場合は、このように苦手な国語は基礎力を上げるために、数学は伸ばせそうな図形や関数の得点アップを目指し、目標を考えました。自分に必要だと思う目標を決め、そのための学習計画を立てることで、自分の学力に合わせた学習プランが出来上がっていきます。
日程に合わせた計画は週単位で、中期的目標は月単位でなどとして日程欄の下に書き込み、優先すべき学習と位置づけるとわかりやすいでしょう。