自分の弱みや失敗をさらけ出す
シニアは偉そうな態度になりがち
あなたはどんな人が話しやすいですか? 逆に、どんな人が話しにくいですか? 話しやすい人は、①笑顔でにこやかな人、②人の話を聞いてくれる人、③年齢が年下の人、でしょうか。
では話しにくい人はどうでしょう。①眉間にしわを寄せて不機嫌そうな人、②自分の話ばかりする人、③年上の人、などではないでしょうか。
では、シニアはどうでしょう? シニアが接する人は年下が多くなります。知らず知らず偉そうな態度をとっていませんか?
人の話もじっくり聞こうとせず、自分の話ばかりしてしまいがちです。若い人からすると、年上というだけで、自分より優れていると思い、話しかけにくいものです。
自分の弱い部分をさらけ出そう
ではどうすれば良いのでしょうか?
人は偉そうな人に近づこうとしません。だから逆に、若い人に弱い自分を見せたり失敗話をすればいいのです。そうすれば話しやすくなり、若い人も安心します。
また若い人から話してくるのを待つのではなく、自分から話しかけることも大切です。そうすることで若い人も話すきっかけができ話しやすくなります。
きっかけを作るために例えば、何かわからないことがある時、若い人に「よくわからないから教えてもらえませんか」「ちょっと話を聞かせてもらえませんか」と聞くと答えてくれるものです。
弱みを見せると馬鹿にされるのではないか、という心配を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。でも心配はいりません。あなたは若者と比べて、十分な知識と経験を持っています。弱みを見せることでちょうどいいバランスがとれるのです。
どんどん弱みや失敗を見せれば、人気者のシニアになること請け合いです。
<ポイント>
●自己開示し、自分の弱みや失敗を見せることで、相手からの印象が良くなる。