歯列矯正は13~15歳!最適な時期は子どもの成長や男女で違う (※写真はイメージです/PIXTA)

子どものの歯並びや噛み合わせで気になる部分がある時、いつ頃から矯正治療を始めるのが良いのか、治療開始のタイミングに悩む方も多いでしょう。本格的な矯正を行う時期としては、13~15歳の中学生の頃が最適といわれています。歯科医師の成田信一氏が著書『自分で考え、やり抜く子の育て方』(プレジデント社)で解説します。

子ども成長は男女でこれだけ違う

■矯正治療に最適な時期は、子どもの成長や男女で違う

 

いわゆる本格的な矯正を行う時期としては、13~15歳の中学生の頃が最適といわれています。ちなみに矯正大国アメリカでは、中学生はほぼ全員矯正しています。

 

この時期に「JETsystem」を活用して矯正するとしましょう。「JETsystem」についての詳細はご説明した通りで、約1年で終了するとお伝えしました。その内訳は、歯に大きな問題がなければ、スペースをつくって抜いたり隙間を閉じたりするのに約半年、残りの半年ほどは微調整の期間となります。

 

こうしたことを踏まえ、高1の1年間に留学をさせる場合の、矯正のタイミングを考えてみましょう。留学中はメンテナンスができないため、矯正は留学の前か後にすることになります。

 

女の子の場合は11歳を中心に前後2年程度が成長のピークなので、中学の入学式が終わって少し落ち着いた頃から矯正をスタートします。その後、留学の準備や英検を受けるための勉強に力を入れ、最終的に英検2級に合格して留学をします。

 

男の子の場合は13歳を中心に前後2年程度が成長のピークなので、成長に幅があります。中学1年生頃に成長期に入っている場合は、前述した女の子と同じように入学式が終わって少し落ち着いた頃から矯正をスタートします。

 

成長が遅い男の子の場合は、中2の終わりくらいから矯正に入り、中3の終わりまでに矯正を終えて、高1で留学します。1年間留学してしまうと勉強の遅れも気になるところですが、帰ってきてから2年間あるので、なんとか大学受験の勉強にも間に合うのではないでしょうか。

 

いずれにしても英語圏の文化に触れるには留学前に治療を終えておいたほうがよいと思います。

 

自由が丘矯正歯科クリニック院長
歯学博士

1965年神奈川県生まれ。神奈川県立湘南高等学校卒業、東京医科歯科大学歯学部卒業、歯科医師免許取得、東京医科歯科大学歯学部歯科矯正学第1講座入局。同大学大学院博士過程修了、東京医科歯科大学歯学部付属病院第1矯正科勤務。
1999年、東京・自由が丘に自由が丘矯正歯科クリニックを開設し院長に就任。「矯正治療は時間がかかる」という固定観念を根底から見直し、治療期間の短縮と痛みの軽減を追求したJETsystemを構築し、年々改良を重ねている。
クリニック経営と並行して、JETsystemの普及を目指し、JETsystemの研究会を主宰。日本矯正歯科学会正会員、アメリカ矯正歯科学会国際会員、東京矯正歯科学会正会員、顎変形症学会正会員。2005年以降、日本矯正歯科学会大会、東京矯正歯科学会大会などで、矯正治療システムや症例発表を積極的に行う。
3児の父として、自身の子どもを含め、日本の子どもたちが世界と対等に戦うことができる力を身につけてほしいと願い、子どもの人間性を育て、自立を促していくべく日々、情報を収集している。

著者紹介

連載「自分の力で生きていける力」を身につける方法

※本連載は成田信一氏の著書『自分で考え、やり抜く子の育て方』(プレジデント社)の一部を抜粋し、再編集したものです。

自分で考え、やり抜く子の育て方

自分で考え、やり抜く子の育て方

成田 信一

プレジデント社

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