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人生で初めて株を買うときはもちろん、新しく口座を作った証券会社で初めて株を買うときは、誰でも不安になり、緊張するはずです。
本記事では、ネット証券の口座数トップで、多くの初心者も利用しているSBI証券での株の買い方を紹介します。
「SBI証券で株を買うときの流れを把握したい」
「SBI証券で株を買うときに気を付けることを知りたい」
という方は、ぜひご活用ください。最後まで読むと、SBI証券で自信を持って株式を発注することができます。
〈目次〉
1. SBI証券で株を買う前に知っておきたい項目3つ
SBI証券で株を買う前に知っておきたい項目を、3つ紹介します。
証券会社で取引をするためには、
- 証券口座を開く
- 入金する
- 手数料を払って売買する
の3つのアクションが必要です。それぞれ見ていきましょう。
1.1. SBI証券の口座開設方法
証券会社の口座を開設しようとしても、「なんとなく敷居が高そう」と躊躇してしまう方もいるはずです。しかし、SBI証券に限らず、証券口座は、銀行の預金口座を作る感覚で簡単に作れます。
ネット申し込みなら、最短で翌営業日には取引を始められるようになるので、SBI証券の口座をまだ持っていない方は、次の記事を参考にして口座を作るところから始めましょう。
1.2. SBI証券への入金方法
SBI証券で株を買うには、購入代金を入金しておく必要があります。
SBI証券への入金方法は5つありますが、最もおすすめなのが、同じSBIグループの住信SBIネット銀行の「SBIハイブリッド預金」を利用した方法です。次の記事でご確認ください。
1.3. SBI証券で株を買うときの手数料
株を買うときに知っておきたいのが、手数料についてです。SBI証券には、次の2つの手数料プランがあります。
- スタンダードプラン
- アクティブプラン
初期設定では「スタンダードプラン」に設定されていますが、初心者の方は、1日の合計約定代金の100万円までは手数料無料になる「アクティブプラン」のほうがおすすめです。
具体的な手数料やプランの変更方法は次の記事で解説しているので、参考にしてください。なお、25歳以下の場合は株式手数料が無料なので、SBI証券ならコストを気にせず始められます。
\25歳以下は国内株式現物手数料が無料/
次章では、SBI証券のスマホアプリで株を買う方法を紹介します。「PCの大きな画面から発注したい」「通信費がもったいないから、外出先では注文しない」という方は、飛ばして「3. SBI証券での株の買い方【PC編】」をご覧ください。ただし、スマホでもPCでも、株の買い方の流れは同じです。
2. SBI証券での株の買い方【スマホアプリ編】
SBI証券で株をスマホアプリで買う場合は、アプリをインストールしておきましょう。
注文方法の流れは、次の5つのステップです。
■SBI証券でスマホから株を買う方法
- ログイン後、「銘柄検索」から買う銘柄を表示する
- 「取引」をタップして、「売買」の種類を選択する
- 注文内容を入力する(株数、指値or成行、価格、執行条件など)
- 取引パスワードを入力して「確認」をタップ
- 確認画面でチェックして「発注する」をタップして完了
実際の画面で順番に解説します。
STEP1:ログイン後、「銘柄検索」から買う銘柄を表示する
スマホアプリを起動して、ユーザーネーム(ログインID)とパスワードを入力して、ログインしましょう。その際、右側の「保存」にチェックを入れておくと、次回から入力せずに済みます。
ログインすると、次のような主要指標の画面が表示されます。下の「銘柄検索」をタップして、買う銘柄を探しましょう。ここでは、SBIホールディングス(8473)という、SBI証券の親会社の株を買ってみます。
目的の銘柄にたどり着く方法はいくつかありますが、ここでは、「銘柄検索」の画面の検索ボックスに銘柄名の一部を入れて検索する方法を紹介します。検索ボックスに「sbi」と入れて、「検索」をタップしてください。
すると、銘柄やキーワードに「SBI」が入った銘柄の候補が表示されます。一番上の「SBIホールディングス」をタップしましょう。
STEP2:「取引」をタップして、「売買」の種類を選択する
目的の銘柄の株価チャートが表示されたら、上の「取引」をタップします。
現物取引で買う場合は、左側の「現物買」をタップします。
なお、「現物取引」の下には、入金額の約3倍の金額の売買ができる「信用取引」の注文メニューも表示されます。
ただし、信用取引は現物取引の経験がある方向けの取引で、「信用取引口座」を別に開設する必要があります。そのため、初心者の方は、現物取引に慣れることから始めましょう。
STEP3:注文内容を入力する(株数、指値or成行、価格、執行条件など)
株数や価格など、注文内容を入力していきます。
①「預り区分」:特定口座の「特定」を選択します。一般口座は、確定申告などで必要な「年間取引報告書」を自分で作成する必要があります。そのため、証券会社が作成してくれる「特定口座」を選ぶことをおすすめします。
②「注文種別」:注文方法には色々ありますが、慣れるまでは「通常」の注文方法から始めましょう。
③「株数」:注文する株数を入力します。左右の「-」「+」をタップしても入力できます。
④「注文方法」:注文方法を選びます。基本的には「指値」を選択しましょう。
・指値(さしね):買う価格or売る価格を指定して注文する方法。
・成行(なりゆき):買いの場合は、そのときに出ている売り注文で最も安い価格。売りの場合は、そのときに出ている買い注文で最も高い価格で注文が即時に成立する方法。
・逆指値:買いの場合は、「(現在の価格より高い)指定した価格」に到達したら初めて発注。売りの場合は、「(現在の価格より安い)指定した価格」に到達したら初めて発注する方法。
⑤「価格」:注文する価格を入力します。入力欄の右にある「板入力」をタップすると、板情報(売買注文の価格と数量を表示した情報)を見ることができます。
左側の売り注文状況を見ると、「2,678円で200株売りたい」という注文が出ています。この場合、「2,678円で100株買います」という注文を出すと、取引時間中であれば、すぐに売買が成立します(=「約定(やくじょう)」)。
⑥「期間」:注文の有効期限を決めます。慣れるまでは、本日注文が成立しなかった場合は自動で取り消しになる「当日中」を選び、その都度発注することをおすすめします。
STEP4:取引パスワードを入力して「確認」をタップ
注文内容を入力し、取引パスワードを入れたら、「確認」をタップします。
なお、「確認画面省略」の「省略する」にチェックを入れると、注文内容を確認することなく即発注できます。しかし、注文が成立すると取り消しができないので、どんなに急いでいても、誤発注を避けるために確認画面で必ずチェックするようにしましょう。
STEP5:確認画面でチェックして「発注する」をタップして完了
確認画面をチェックし、「発注する」をタップしたら完了です。
なお、注文状況を確認する場合は、「注文照会」から見ることができます。また、注文が成立する前であれば、「取消・訂正」から取消と訂正ができます。
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3. SBI証券での株の買い方【PC編】
今度は、SBI証券でPCから株を買う方法を紹介します。流れはスマホの場合とほぼ同じで、説明が重複する箇所もありますが、復習のためにお役立てください。
注文方法の流れは、次の5つのステップです。
■SBI証券でPCから株を買う方法
- ログイン後、「取引」から「国内株式」をクリック
- 「取引」の種類を選択し、銘柄コードを入力して「株価表示」をクリック
- 注文内容を入力する(株数、指値or成行、価格、預り区分など)
- 取引パスワードを入力して「注文確認画面へ」をクリック
- 確認画面でチェックして「注文発注」をクリックして完了
実際の画面で順番に解説します。
STEP1:ログイン後、「取引」から「国内株式」をクリック
SBI証券のPCサイトを開き、ユーザーネーム(ログインID)とパスワードを入力して、ログインしましょう。
ログイン後、上の「取引」メニューから「国内株式」をクリックします。
STEP2:「取引」の種類を選択し、銘柄コードを入力して「株価表示」をクリック
買う銘柄の注文画面を表示する方法はいくつかありますが、ここでは、「銘柄コード」から表示する方法を紹介します。SBIホールディングス(8473)という、SBI証券の親会社の株を買ってみます。
まず、取引の「現物買」にチェックを入れます。入金額の約3倍の金額の売買ができる「信用取引」は中上級者向けの取引方法なので、現物取引から始めましょう(「信用取引口座」を開設しないと、取引種別には表示されません)。
SBIホールディングスの銘柄コードがわかっている場合は、「8473」を入力します。わからない場合は、「銘柄コード検索」から検索してください。
その下に株数や価格を入力する欄がありますが、株価がわからないと注文できないので、ここでは使いません。
銘柄コードの右にある「株価表示」をクリックして、板情報(売買注文の価格と数量を表示した情報)を見ながら発注する方法を紹介します。
STEP3:注文内容を入力する(株数、指値or成行、価格、預り区分など)
株数や価格など、注文内容を入力していきます。
①「株数」:注文する株数を入力します。右側の「▼」「▲」をクリックしても入力できます。
②「注文方法」:注文方法を選びます。基本的には「指値」を選択しましょう。
・指値(さしね):買う価格or売る価格を指定して注文する方法。
・成行(なりゆき):買いの場合は、そのときに出ている売り注文で最も安い価格。売りの場合は、そのときに出ている買い注文で最も高い価格で注文が即時に成立する方法。
・逆指値:買いの場合は、「(現在の価格より高い)指定した価格」に到達したら初めて発注。売りの場合は、「(現在の価格より安い)指定した価格」に到達したら初めて発注する方法。
③「価格」:注文する価格を入力します。
右側の売り注文状況を見ると、「2,678円で200株売りたい」という注文が出ています。この場合、「2,678円で100株買います」という注文を出すと、取引時間中であれば、すぐに売買が成立します(=「約定(やくじょう)」)。
④「期間」:注文の有効期限を決めます。慣れるまでは、本日注文が成立しなかった場合は自動で取り消しになる「当日中」を選び、その都度発注することをおすすめします。
⑤「預り区分」:特定口座の「特定」を選択します。一般口座は、確定申告などで必要な「年間取引報告書」を自分で作成する必要があります。そのため、証券会社が作成してくれる「特定口座」を選ぶことをおすすめします。
STEP4:取引パスワードを入力して「注文確認画面へ」をクリック
注文内容を入力し、取引パスワードを入れたら、「注文確認画面へ」をクリックします。
STEP5:確認画面でチェックして「注文発注」をクリックして完了
確認画面をチェックし、「注文発注」をクリックしたら完了です。
なお、注文状況を確認する場合は、そのあとに表示される画面の「注文照会」から見ることができます。また、注文が成立する前であれば、「取消・訂正」から取消と訂正ができます。
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4. SBI証券の「(一般)NISA口座」での株の買い方
この章では、通常の総合口座ではなく、SBI証券の一般NISA口座で株を買う方法を紹介します。
「NISA(ニーサ)」の正式名称は「少額投資非課税制度」といい、一定の投資額に対する利益と配当金(投資信託の場合は「分配金」)が非課税になる制度です。
通常、株式取引で利益が出ると、売却益に対して約20%の税金がかかります。しかし、NISA口座で取引をすると非課税になるのが最大の特長です。
このNISAには、次の3種類がありますが、単純にNISAという場合は「一般NISA」を指すことが多いです。
- 一般NISA
- つみたてNISA(積立NISA)
- ジュニアNISA
SBI証券の一般NISA口座での株の買い方は、通常の注文とほぼ同じ。注文内容の入力の「預かり区分」で、「特定預り」ではなく「NISA預り」にチェックを入れるだけです(NISA口座を開いていないと、表示されません)。
一般NISAの場合は、毎年120万円まで投資可能で、最大5年間、合計600万円までの投資で得た利益と配当金が非課税になります。
なお、一般NISAとつみたてNISAは併用できず、どちらか一方を選ぶ必要があります。2つのNISA制度の違いや、SBI証券のつみたNISAでの買い方は、次の記事をご覧ください。
5. SBI証券での「S株(単元未満株)」の買い方
通常、株を買うには100株(単元株)単位でしか買うことができません。しかし、SBI証券のS株(単元未満株)なら、1株から買うことができます。
たとえば、ディズニーランドを運営するオリエンタルランド(4661)の株価は大体18,000円なので、100株買うには1,800,000円(=18,000円×100株)が必要です。しかし、S株なら、最低18,000円(=18,000円×1株)あれば買うことができます。
しかも、SBI証券でS株(単元未満株)を買う場合、買付手数料が後日キャッシュバックされるので、実質無料で購入できます(ただし、売却手数料は約定代金の0.55%)。
5.1. SBI証券でスマホアプリからS株を買う方法
スマホアプリからS株を買う場合は、注文内容の入力画面で、「S株」にチェックを入れます。
そのあとの注文の流れは、単元株(100株)のときとほぼ同じです。
5.2. SBI証券でPCからS株を買う方法
PCからS株を買う場合は、ログイン後、上の「取引」メニューから「国内株式」をクリックしたあとに、右から2番目の「単元株未満株」から進みます。
そのあとの注文の流れは、単元株(100株)のときとほぼ同じです。
\単元未満株の買付手数料が実質無料/
6. まとめ
この記事では、SBI証券での株の買い方について紹介しました。
どこのネット証券でも株を注文する流れは同じですが、SBI証券の注文画面はシンプルで使いやすく、アプリもサクサク動くのでストレスがありません。
そのため、どこのネット証券で口座開設をしようか迷ったら、SBI証券を選んでおけば間違いありません。
SBI証券で株式投資を始めて、資産運用の一歩を踏み出しましょう。
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グループ全体の口座数が1,200万を突破し、個人投資家に人気のSBI証券。SGO編集部では、SBI証券の社員に独占取材をして、同社の魅力をたっぷり伺いました。
2023年9月30日発注分から実施している「国内株式売買手数料の無料化」についても言及しているので、『【SBI証券社員インタビュー】「貯蓄から投資へ」の流れを受けて、オンライン総合証券が取り組んでいること』からぜひご覧ください。