(※写真はイメージです/PIXTA)

夜きちんと寝ているつもりでも、日中に眠気を感じる人は少なくないでしょう。眠気を覚ますには、どうすれば良いのでしょうか? 睡眠研究の第一人者、スタンフォード大学医学部精神科教授・西野精治氏の最新刊『スタンフォードの眠れる教室』より、「日中の眠気対策」を解説します。

「寝てはいけない時」に瞬時に眠気を覚ますには?

■「ガム」や「レモン味のキャンディー」もオススメ

自動車の運転中に眠くなった時は、私は、ガムや、レモン味などのキャンディーを随時食べます。熱いコーヒーも良いのですが、運転中眠い時に熱いコーヒーを飲むのは無理があるので、ガムや、キャンディーも常に車内に置いています。時差ぼけの時、特にこれは重宝しますが、時差ぼけの影響下での運転は非常に危険ですので、最近は極力しないようにしています。

 

ガムやキャンディーも包装をはがしたり捨てたり、面倒ですが、それも覚醒刺激になります。最近はコンビニのコーヒーが廉価で味も良くなったので、運転中はまめに休憩を取り、コンビニのコーヒーやデザートをとりながら休憩するのも安全運転のコツです。

 

 

日本でレンタカーを借りて運転していると、「そろそろ2時間になります。休憩を取ってください」とカーナビに言われて、なんと親切なカーナビだと驚きましたが、運転中に眠ってしまうとそれこそ命取りで、他人も巻き込む惨事にもなります。

 

 

西野 精治

医師、医学博士

スタンフォード大学医学部精神科教授

株式会社ブレインスリープ 創業者兼最高研究顧問

 

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スタンフォードの眠れる教室

スタンフォードの眠れる教室

西野 精治

幻冬舎

寝られなくても大丈夫! 科学的エビデンスで長年の悩みを解決。睡眠の誤った常識を覆す、眠りの研究最前線とは? 30万部を突破した前著『スタンフォード式 最高の睡眠』から5年。睡眠研究の権威・西野精治氏による待望の…

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