(※画像はイメージです/PIXTA)

「高給」「安定」「天下り」…。公務員はいつの時代も手厚く保障されているイメージが強くあります。ですが、中央行政機関等に勤務する国家公務員は、新型コロナウィルスによるパンデミック、福島沖地震を経験し、多忙を極めているという声が後を絶ちません。いくつかデータを見ていきましょう。

子どもたちに安定した人気を誇る、公務員

古の「安定」というイメージに加え、近年は「多忙」という現実が度々取沙汰される公務員ですが、子どもたちに非常に人気の高い職業でもあります。

 

人財サービスのAdecco Group Japanが2022年3月に発表した小中学生を対象に行われた将来就きたい仕事ランキングでは、男子の1位が「YouTuber」、女子の1位が「パティシエ」でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

小学生を対象にしたランキングでは、「公務員」は男女共にトップ10以内にランクインしておりませんでしたが、中学生を対象にしたランキングでは、男子の3位、女子の7位に、それぞれランクインしています。

 

 

 

 

 

さらに、小中学生のアンケート結果を合算したランキングでは、男子10位、女子が7位にそれぞれランクインしており、まさに安定した人気を誇っていると言えます。

 

 

 

 

 

上記4つの表を見て分かるとおり、「クリエイティビティ」や「専門性の高い技術職」がキーワードとなる職種が多く挙がるなか、「会社員」とともに、特定の職種ではない「公務員」がランクインしています。

 

業務内容で仕事を選ぶか、「待遇」「ライフスタイル」で選ぶか選択基準が二分されていると言えます。

 

現在「将来公務員になりたい」と願う子どもたちが、成人を迎えたとき、「やっぱり公務員になりたい」と思える職業であるには、永続性のある働き方ができるよう労働環境を改善していくことが重要ではないでしょうか。

 

あなたにオススメのセミナー

    激震! コロナと不動産 価値が出るエリア、半額になる物件

    激震! コロナと不動産 価値が出るエリア、半額になる物件

    榊 淳司

    扶桑社

    地殻変動が起きた2020年の不動産業界。2019年の自然災害、2020年の新型コロナ禍の影響で、タワーマンションや郊外のベッドタウン、商用不動産の価値はどのように変化していくのか? 2021年以降に不動産の購入を検討している人…

    人気記事ランキング

    • デイリー
    • 週間
    • 月間

    メルマガ会員登録者の
    ご案内

    メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

    メルマガ登録
    TOPへ