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★JR東海道線沿線駅の家賃相場
新橋:34.0万円
川崎:17.7万円
横浜:21.5万円
戸塚:11.6万円
大船:9.8万円
茅ヶ崎:10.5万円
平塚:11.0万円
小田原:7.5万円
新橋・品川は言わずもがな30万円台の高額相場です。川崎で一気に10万円台後半まで落ちますが、東京とはまた異なる都市文化圏として評価される横浜で20万円台に乗せます。そして戸塚から10万円台前半に安定、その後緩やかに下落しますが、再び海辺の文化圏である茅ヶ崎・平塚で10万円台に戻します。
【JR東海道線沿線の家賃注目駅】小田原駅
小田原駅から東京駅へは新幹線(こだま号)利用で34分(運賃3,280円(うち新幹線自由席料金1,760円))でアクセスできます。主な観光資源は小田原城址、御幸の浜海水浴場、かまぼこなどです。
★JR高崎線・宇都宮線沿線駅の家賃相場
上野:24.3万円
赤羽:14.2万円
さいたま新都心:18.6万円
宮原:8.0万円
上尾:12.1万円
熊谷:10.3万円
籠原:6.2万円
高崎:15.8万円
以下、宇都宮線(高崎線と大宮から分岐)
東大宮:9.9万円
古河:7.1万円
宇都宮:10.8万円
意外なのは、上野と赤羽の家賃相場が10万円以上違っていることです。近年は漫画の舞台や個性的な飲み屋街が話題になるなど人気が鰻登りの赤羽ですが、家賃の割安さは未だキープされています。
そして東海道線の横浜同様、埼玉県きっての都市文化圏である大宮・さいたま新都心では相場の大幅上昇が見られます。一方、大宮の近接駅である宮原(高崎線)・東大宮(宇都宮線)は一気に8~9万円台まで下落、高崎線では上尾で10万円台に戻しますが、それ以降は緩やかに下降します。
【JR高崎線・宇都宮線沿線の家賃注目駅】籠原駅
籠原駅から上野駅へは普通電車利用で1時間16分(運賃1,166円)でアクセスできます。主な観光資源はいちご、トマトなどの農産物です。
地方中核都市の家賃は、都心と変わらない
ここまで都心駅と地方駅を結ぶJR5路線駅の家賃相場について紹介してきました。これらのデータからわかるように、都心から離れていくほど段階的に家賃が下がっていくわけではなく、その途中に魅力的な街があれば、家賃相場はピンポイントで上昇するケースがあるということです。
たとえば高崎線の高崎駅(家賃相場15.8万円)が東京都の三鷹駅(15.8万円)や新小岩駅(15.1万円)と同じ15万円台であるという事実を鑑みれば、地方都市だからといって安易に転居を考えるのは危険です。「都心から離れていれば家賃は安くなる」とは必ずしも言い切れないので、その点で田舎暮らしの拠点選びには慎重さが必要です。
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