「私立は眼中になくて…」“国立医学部を志望”する学生を毎年見て、予備校講師が思うこと

「私立は眼中になくて…」“国立医学部を志望”する学生を毎年見て、予備校講師が思うこと
(※写真はイメージです/PIXTA)

すでに、次の入試へ向けて気合を入れる受験生の姿も見られる3月。ここでは、国立医学部志望者が「私立医学部受験を視野に入れる際の考え方」について、医学部受験専門予備校メディカ代表の亀井孝祥氏が解説します。

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    地方の国公立と関東の私立は偏差値はあまり変わりません。しかし、大学独自の試験自体を比較すると、私立の方が難しいです。一般的な国立大学では、基本的に他学部と共通の問題が多く出題されるため、あまり癖のない問題が出されますが、私立ではそうはいきません。

     

    ただ国公立でも、「医科大学」の名前が付くような単科の大学では、教養学部の先生が比較的少ないことから、その先生が専門としている問題を作ることが多いので、注意が必要です。

     

    学部をたくさん有している大学では、数学の先生だけでもたくさん在籍しているので、時間をかけて「10人で作成した問題を他の10人で解いて検証する」こともできます。しかし私立は、最近では「20年くらい前の過去問をもう一度作り直す」ようなことも多いです。

     

    合格は、単純に偏差値の高さで手にできるものではありません。次の入試では、国立志望の受験生であっても、私立医学部をどこか頭に入れてしっかり過去問を解きつつ、共通テスト対策をしていくことをおすすめします。

     

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    亀井 孝祥

    医学部受験専門予備校メディカ 代表

     

    本記事は、医学部受験サクセスガイド『集中メディカ』ホームページのコラムを抜粋、一部改変したものです。

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