(※写真はイメージです/PIXTA)

本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するデイリーマーケットレポートを転載したものです。

 

■2月の債券、株式、リートの主要3資産は、利回りが概ね上昇しました。

 

■米国の債券市場では、雇用統計や消費者物価指数が市場予想を上回り、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ等の金融引き締めが前倒しで進むとの見方から、利回りが上昇しました。しかし月後半にかけてウクライナ情勢が緊迫化すると、リスク回避姿勢の強まりから米国債が買われ、月間では債券利回りの上げ幅が縮小しました。また、欧州でもインフレの高進に対する警戒感の高まりから、債券利回りは上昇しました。

 

■株式市場では、FRBによる金融引き締めへの懸念やウクライナ情勢の緊迫化によるリスク回避姿勢の強まりから、世界的に株価は軟調な展開となり、株式の配当利回りは上昇しました。

 

■リート市場では、FRBの金融引き締めに対する懸念により長期金利が上昇したことや、株式市場が軟調に推移したことに連れてリート価格が下落し、リートの配当利回りは概ね上昇しました。

 

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『豪中銀は金融政策を据え置き』を参照)。

 

(2022年3月7日)

 

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