メリットばかりではない!海外不動産投資に潜むリスク
一方、海外不動産投資はハードルが高いという印象があります。日本とは異なる商習慣のため、海外と上手くコミュニケーションがとれないのでは……という心配があるでしょう。確かに、現地の賃貸管理会社選びがまずかった、という話はよく耳にする失敗談です。この不安は、日系企業を選ぶことで解消できるでしょう。
また海外不動産投資の場合、ローンが使えないとか、使いにくいというケースが多いようです。ローンの可否は不動産会社にもよるので、まずは確認することからはじめましょう。
さらに見逃せないのがカントリーリスクです。ロシアによるウクライナへの侵攻は、その最たるもの。不動産投資先としても有力なアセアンに目を向けても、タイではたびたびデモが起こり、ミャンマーでは政変が起こりました。政情がどれだけ安定しているかも、海外不動産に望む際には、見極めが重要になります。
為替リスクも、海外不動産投資においては十分に考えておかなければならないことです。通常、海外不動産の収益は現地の通貨で振り込まれ、その収益を日本国内で使う場合には、日本円へ両替が必要。そのタイミングによっては大きく利益を減らす可能性があるわけです。
日本国内にはないメリットがあり、日本国内にはないデメリットやリスクのある海外不動産投資。デメリットやリスクを低減するためにも、信頼できる不動産会社かどうかを見極めることが重要です。
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】
「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
金融資産1億円以上の方のための
「本来あるべき資産運用」
>>12/23(火)LIVE配信<<
富裕層だけが知っている資産防衛術のトレンドをお届け!
>>カメハメハ倶楽部<<
カメハメハ倶楽部セミナー・イベント
【12/9開催】
「資産は借りて増やせ!」
3年間で延べ1,500社以上を担当した元銀行トップセールス社長が語る
“新規事業×融資活用”で資産を増やすレバレッジ経営戦略
【12/11開催】
企業オーナー・医療法人のための
事業と個人の安心を守る「グローバル資産戦略」
〜実例で学ぶ 経営資産の防衛と承継設計〜
【12/13-14開催】
不動産オーナーのための「法人化戦略」
賢いタックスプランニングで“キャッシュを最大化する”方法
