成長期待から注目が高まっていたフィリピン株式。コロナ禍からの回復が遅れているため、逆に「仕込み時だ」と、さらに関心が高まっています。そのようななか、最も熱い視線が送られているのが、フィリピンで大きな影響力をもつ財閥企業。どのような企業なのか、みていきましょう。

 

 

【フィリピン10大財閥】

AGI(アライアンス・グローバル・グループ)

MPI(メトロ・パシフィック・インベストメンツ)

SMC(サン・ミゲル)

AEV(アボイティス・エクイティ・ベンチャーズ)

SM(SMインベストメンツ)

DMC(DMCI)

LTG(LTグループ)

AC(アヤラ)

GTCAP(GTキャピタル)

JGS(JGサミット)

 

2020年から2021年(9ヵ月間)にかけての利益をみてみると、たとえばAGIは106.0%、AEVは142.3%、DMCは244.60%、GTCAPは168.2%の増益。2020年、コロナ禍1年目からの回復が鮮明になっています。

 

また2021年計画の9ヵ月間の進捗状況をみていくと、AGI、MPI、SMC、AEV、SM、DMCは9ヵ月間で75%強。順調に進んでいるということです。特にAGIは112.8%と、すでに1年の計画を超えている状況です。

 

さらにコロナ前の水準まで回復している企業をピックアップすると、AEVとDMC。AEVはコロナ前より14.2%の増益、DMCは60.4%の増益となっています。

 

さらに投資を検討するうえでも重要な配当水準をみていくと、大きいのはDMCとLTG。DMCは配当率12.45%、LTGは10.91%を記録しています。

 

このようにフィリピン経済に多大な影響を与えている10大財閥ですが、コロナ禍からの回復は各社状況が異なるようです。ただ財閥株をすべて買っても、最低売買価格が安いこともあり、日本円で10万円程度。それだけの資金で、フィリピン株式市場の20~30%、連結分も含めると約半数もの株式に投資ができる……つまり、10万円から、フィリピンの未来に投資ができるというのは、大きな魅力といえるでしょう。

 

 

■動画で「フィリピンの10大財閥」について詳しく知る

2022年フィリピン財閥展望

 

 

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