(写真はイメージです/PIXTA)

相続と聞くと、ついつい故人のプラスの財産(預貯金や不動産、株式など)を承継することを想像してしまいがちですが、相続によって承継するのはプラスの財産だけではありません。借金などのマイナスの財産もまた相続によって承継されてしまいます。そのため、故人のマイナスの財産多い場合に「相続放棄」を行う人が多いのですが、実務上はそれ以外の理由でも相続放棄をする場合が多々あります。本記事では、相続放棄の理由はどのようなものがあるのか、具体例を挙げながら解説していきます。

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債務超過以外にも「相続放棄」を選ぶ理由がある

相続と聞くと、ついつい故人のプラスの財産(預貯金や不動産、株式など)を承継することを想像してしまいがちですが、相続によって承継するのはプラスの財産だけではありません。借金などのマイナスの財産もまた相続によって承継されてしまいます。

 

そのため、故人のマイナスの財産がプラスの財産を上回る場合には、相続してもマイナスにしかなりません。

 

こういう場合に用いられる手続が「相続放棄」です。

 

「相続放棄」とは、故人の財産を相続する権利の一切を放棄することを指します。相続放棄をすれば、プラスの財産はもちろん、マイナスの財産も承継しなくてよくなるのです。

 

このように、相続放棄はプラスの財産よりもマイナスの財産が多い場合によく用いられることが多い手続ですが、実務上はそれ以外の理由でも相続放棄をする場合が多々あります。

 

ここでは、相続放棄の理由について、どのようなものがあるのか、具体例を挙げながら解説していきます。他の人たちがどのような理由で相続放棄をしているのかを知ることで、自分が相続放棄するべきかどうか判断する際の参考にしてください。

 

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