「航空需要回復」で期待されるフィリピン企業
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その他にも注目すべきが、「MacroAsia Corp (MAC)」です。
同社は、フィリピンにおける航空関連サポートサービスの最大手で、その主要な事業セグメントは、航空機の保守・修理・オーバーホール(MRO)、フードサービス(航空会社向けケータリング)、グランドハンドリング、不動産開発・リース、エコゾーン運営、水道事業など多岐にわたります。2019年3月現在、国内最大の航空支援サービスとなっています。
「MAC」は、第3四半期の収益がほぼ倍増したと発表しました。第3四半期の売上高は502百万ペソと、前年同期の255百万ペソから約2倍(97%)に増加し、前四半期比では6%の改善となりました。営業費用は、当グループが実施したコスト削減施策により、13%減少しました。
「MAC」の機内食・ケータリング部門の売上高は、第2四半期の1億2,140万ペソに対し、20%増の1億4,560万ペソとなり、これは、2021年第3四半期に課された厳しい検疫措置を考慮すると、かなり良い数字と言えます。
2021年第3四半期の地上職からの売上高は2億5,690万ペソで、2020年第3四半期の1億1,002万ペソと比較して倍増しましたが、2021年第2四半期の数値より11%減少しました。
「MAC」の水道部門である「Aqua link Resources Development Inc.(ARDI)」の取扱量は、昨年の495万m3から686万m3へと大幅に増加しました。
ランカスター・ニューキャスター・シティのデベロッパーである「PRO-FRIENDS社」とカビテ州での共同水事業を開始しました。ボラカイ島では、コロナ規制の影響を受けたものの、取扱量は増加しました。
鉱山事業では、インファンタ・ニッケル鉱山のロイヤリティ収入が増加し、まもなく操業を開始する予定です。「MAC」の航空訓練学校である「First Aviation Academy」の2021年9月期の売上高は1,040万ペソから1,140万ペソへと10%増加しました。
「MAC」の事業は、航空会社のフライト数の増加発表を受け、ケータリングやグランドハンドリング、航空機メンテナンス事業に好影響を与え、この最終四半期にさらに回復することが期待されます。
「MAC」の通期収益は、年末までにプラスに転じる見込みで、重要な抵抗線であるP6.10を突破しました。直近ではP8.00を目指す展開になるのではないでしょうか。
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