なぜ世界の富裕層は「投資国のビザ取得」に躍起になるのか? ※画像はイメージです/PIXTA

高利回りの物件、キャピタルゲインへの期待、海外も視野に入れたポートフォリオの構築……国内不動産にはない魅力も多い海外不動産ですが、世界の富裕層の間では「投資する国でビザを取得する」ことが当たり前だといいます。海外不動産とビザの関係をみていきましょう。

【関連記事】人口ボーナス期でみる「東南アジア」の有望市場、3ヵ国

不動産価格上昇率…世界のなかで「日本」の順位は?

 

富裕層を中心に、海外不動産への投資が活発に行われています。日本国内では資産を持っているだけで何もしなければ目減りしてしまうため、海外も視野に入れたポートフォリオの構築が資産防衛のためには必須だと考えられているためです。

 

不動産投資だけに注目しても、やはり「日本だけでは……」と考えるのも仕方がない状況です。2020年にOECDがまとめた「住宅価格上昇率」によると、40の主要国で最も上昇率が高いのが「トルコ」で23.18%。「ルクセンブルク」14.50%、「ポーランド」10.48%、「ロシア」9.72%、「スロベキア」9.57%と続きます。

 

【世界主要国「住宅価格上昇率」上位10】

1位「トルコ」23.18%

2位「ルクセンブルク」14.50%

3位「ポーランド」10.48%

4位「ロシア」9.72%

5位「スロバキア」9.57%

6位「ポルトガル」8.43%

7位「チェコ」8.42%

8位「オランダ」7.62%

9位「オーストリア」7.60%

10位「ドイツ」7.36%

*********

19位「韓国」5.36%(既存住宅のみ)

20位「米国」5.13%(既存一戸建て住宅のみ)

*********

31位「英国」3.03%

*********

39位「アイルランド」0.31%

40位「日本」0.15%

 

出所:OECD

 

そのなかで日本はというと、最下位の40位で0.15%の上昇に留まっています。過去10年のランキングをみても、日本は主要国の中で不動産価格に目立った動きはみられませんでした。

 

【世界主要国「住宅価格上昇率」ランキング…過去10年の日本の順位】

2011年 42ヵ国中、28位

2012年 42ヵ国中、28位

2013年 42ヵ国中、26位

2014年 42ヵ国中、31位

2015年 43ヵ国中、30位

2016年 43ヵ国中、33位

2017年 43ヵ国中、35位

2018年 43ヵ国中、32位

2019年 43ヵ国中、36位

2020年 40ヵ国中、40位

 

出所:OECD

 

日本といっても広いので、不動産価格が高騰しているところもあれば、低迷しているところもあります。ひとくくりで語るには大雑把かもしれませんが、国単位でみたとき、日本の不動産は「動きが少ない」、または「お買い得」と評価されることが多いようです。安定的なインカムを狙うことはできても、不動産価格の値上がりによるキャピタルを狙うには少々難易度が高いマーケットだといえるでしょう。

 

\\1/22開催//
【賃料6~8%保証&物件維持費ゼロ!】
カンボジア・プノンペン「ローカルマーケット投資」の全貌

GGOとは、GENTOSHA GOLD ONLINE(幻冬舎ゴールドオンライン)の略称。『あなたの財産を「守る」「増やす」「残す」ための総合情報サイト』を掲げ、企業オーナー・富裕層を主要読者ターゲットとして運営している(写真は編集長の立本正樹)。

著者紹介

連載資産防衛のための投資手法研究

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧