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タイ「隔離なし」で入国可能に
日本人の渡航先としても人気が高いタイ。南国のビーチ、豪華絢爛な王宮に、悠久の時を感じられる遺跡など、多くの見どころで訪れるものを楽しませてくれます。また経済成長も著しいことから、日本からの企業進出、投資も盛んに行われています。
また歴史的にみても、日本とタイの交流は古く、さかのぼること600年前。御朱印船による交易を通じ、当時の首都アユタヤには日本人町が形成されていました。また130年ほど前の1887年には「日暹修好と通商に関する宣言」という条約が締結され、日本とタイは国交を樹立。明治政府が最初に外交関係を結んだ、最初の東南アジアの国となりました。
このように歴史的にも、経済的にも結びつきの強い日本とタイですが、コロナ禍により、なかなか自由な往来は難しい状況に。その風向きが変わりつつあります。
タイ政府は先月21日、11月1日から外国人旅行者受け入れ再開、強制隔離を免除する対象国・地域のリストを公表しました。その46の国と地域の中に日本も含まれていました。入国の条件や手続きの主なポイントは以下の通り。
●タイ政府が定める入国システムに登録し、空路で入国する者
●タイ入国前に少なくとも21日以上、対象の46カ国・地域に滞在していた者
●入国許可証(COE)またはそれに代わる入国証明書を取得済み
●タイ入国前72時間以内に発行された新型コロナウイルス陰性証明書を保持
●最低5万ドル以上を補償する保険などへの加入
●ワクチン接種が完了している者で、完了日から少なくとも14日間が経過。12歳未満の者についても、陰性証明書を取得する必要
●タイ入国時にPCR検査を実施。検査結果が出るまでホテルなどの宿泊施設で待機。待機場所の確保が証明できる支払い証明書を提示
●PCR検査結果が陰性なら、タイ国内を自由に旅行可能。ただし、滞在6日または7日目に抗原検査キット(ATK)などを用いて自己検査を実施、事前にインストールしたアプリで検査結果を報告
出所:外務省ホームページより
コロナが終息したわけではない状況下、これまでにない条件、手続きがありますが、コロナ禍以前に近い往来ができそうです。
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