「あと1日遅ければ無理でしたね」スピード解決事例
Bさん〈東大阪市在住/職業:塗装工(自営業)/年齢:50代〉
○不動産……中古戸建
○家族………離婚して一人
○住宅ローンの残額……2300万円
Bさんから問い合わせがあったのは、競売開札日の14日前でした。
「今日中にまとめれば間に合う」と直感的に思ってすぐにアポイントを取り、Bさんのご自宅にうかがいました。引っ越しの手続きをする必要もあったので、引越業者さんと、東大阪市に詳しい不動産買取業者さんにも同行してもらいました。
また、Bさんとのアポイントの前に債権回収会社(債権者)に連絡し、開札前日に決済する旨を先に伝えておきました。債権回収会社の担当者はよく知った人だったので、話はスムーズに進み、金額や配分案をまとめるよりも、抵当権の抹消に2週間はかかるので、そちらを先に準備するようにお願いしました。
BITで競売の評価書も出ていたので、応諾金額が大体分かっており、1800万円程度なら売却できると初めから見えていました。同行の業者さんも2000万円までいけるという手応えを得ていました。
その後、査定書・媒介契約書・配分案・引っ越しの見積もりを提出し、稟議を得られました。債権回収会社の担当者からは「あと1日遅ければ無理でしたね」と言われました。
引っ越しが1日だけ間に合わなかったので、庭に引っ越しの荷物を1日置いておくことになりましたが、引越代も拠出されたうえ、その翌日無事に引っ越されました。
井上 悠一
クラッチ不動産株式会社 代表取締役