※画像はイメージです/PIXTA

アメリカで開発された、新しいマウスピース矯正装置「インビザライン」。口腔内を3Dスキャナーで読み取り、オーダーメイドの透明なマウスピースを作成し、理想的な歯並びになるまでマウスピースを取り換えながら歯を動かし矯正していきます。ここでは、実際の治療で行われる7つの工程について詳しく見ていきましょう。現役歯科医師が解説します。

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まずカウンセリング、その後精密検査を経て治療計画へ

インビザライン治療の流れは7つに分けられます。

 

①カウンセリング

 

初めにカウンセリングを行い、患者さんの歯の悩みや矯正治療への不安、希望などを具体的にヒアリングします。

 

次にiTeroを使って口腔内を撮影し、コンピュータの画面上に口腔内を映し出して、患者さんにお見せします。自分の口のなかを詳細に見る機会はあまりないので、多くの人は「まさかここまでひどかったなんて……」とショックを受けますが、現状を把握することは矯正治療を始めるうえではとても重要なことです。

 

ほかにも医師が口のなかの状態を確認して必要な処置や治療プラン、おおよその治療期間についてもカウンセリング時に説明します。

 

②精密検査

 

カウンセリングのあと、患者さんがインビザラインによる治療を選択したら、治療計画を立てるために次の精密検査を行います。

 

●レントゲン撮影(頭蓋骨や顎の骨、歯根の状態をチェック)

●顔面・口腔内の写真撮影(顔と歯のバランス、歯並びの状態を把握する)

●口腔内のスキャニング撮影(マウスピースの型を取るため)

 

スキャニングしたデータはアライン・テクノロジー社に送られ、3D動画によるシミュレーションが届きます。検査には30~40分ほどかかります。

 

③治療計画を立てる

 

アライン・テクノロジー社から送られてきた動画などのデータをもとに、治療のゴールを設定し、患者さんと共有します。パソコンの画面上で歯を動かす順番や動かす距離、向きなどの計画を綿密に練り、患者さんの合意が取れたらマウスピースの発注をします。

 

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※本記事は、『口元美人を叶える インビザライン矯正治療』(幻冬舎MC)より抜粋・再編集したものです。

口元美人を叶える インビザライン矯正治療

口元美人を叶える インビザライン矯正治療

三嶋 一平 著
村津 大地 監修

幻冬舎メディアコンサルティング

アメリカで開発されたマウスピース矯正治療“インビザライン"は、患者さんの口腔内を3Dスキャナーで読み取ってオーダーメイドの透明なマウスピースを作成し、マウスピースを取り替えながら歯を動かし矯正していきます。さらに…

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