フィリピン発グローバル企業…誕生の秘密はどこに?
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従来の分散投資で資産を守れるのか?新時代の富裕層が実践する
金融大国「シンガポール」や「フィリピン永住権」を活用した新・資産防衛法
以上フィリピンのグローバル企業として「デルモンテ社」について見てきました。フィリピンは人口ボーナスを維持したまま、人口が1億5000万人に向け増加していく経済的に大変魅力ある国です。インフラ、都市開発、金融、小売、エネルギーなどの国内の生活やビジネスに寄与する内需型産業がGDP成長を牽引していくモデルです。
一方英語力の高さやIT力の高さを活用して、海外の需要を取り込むBPO産業もインドと並ぶ世界のトップランナーです。
また、少し目線を変えて、このようなフィリピンの強さ、つまり国内需要の高さによる国内の安定収益を充分に享受しながら、英語でのコミュニケーション力によるIRや海外事業展開力などに目を向けると、グローバルに展開できるフィリピン企業の強さが浮かび上がってきます。
海外への事業展開ということではありませんが、グローバルなDXやフィンテックという大きな流れの中で、フィリピンでもキャッシュレス・スマホ決済アプリなどがどんどん浸透していて、大手財閥企業などが積極的にこういった分野のテクノロジー企業に出資し、事業に取り込んでいます。
こういった事業が、スピンアウトしてIPOするなどの事例も増えてくるのではないかと期待されています。米国のSPACも今フィリピンを含む東南アジアの企業に注目して、買収先を探していますので、このようなインバウンド型でのグローバル化というものも今後出てくるのではないでしょうか。
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