模試E判定でも「東大に合格できる子」の決定的特徴 (※写真はイメージです/PIXTA)

受験本番に向けて誰もが受ける「模試」。その判定結果を見て、喜んだり落胆したりすることもあるでしょう。合格を勝ち取るには何が必要なのでしょうか? かつて英語教諭として灘校や西大和学園に勤め、500人以上の教え子を東大に合格させた筆者が解説します。※本連載は、木村達哉氏の著書『「東大に入る子」が実践する勉強の真実』(KADOKAWA)より一部を抜粋・再編集したものです。

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「志望校の冠模試」以外の模試は、ほぼ無意味

受験が間近になってくると、模試を毎月のように受ける生徒が出てきます。

 

しかし、模試をそんなに頻度高く受ける必要があるでしょうか。大学の受験勉強で大事なのは、まず何よりも知識を増やし、その知識を使って思考力を高めることです。知識と知恵が大切なのですね。

 

模試をやみくもにいくら受けても、受けるだけでは成績は上がりません。模試は、結果が返却されるまでかなり間が空きますよね。その間、受けっぱなしで放置していたり、結果だけ見て一喜一憂したりするだけなら、受けないほうがいいでしょう。その時間、家で自分が苦手なところを分析して、勉強し直すほうが成績は上がります。

 

志望校の冠模試(東大模試や京大模試など)のように、自分にとって大切な模試は受けたほうがいいと思います。その大学の志望者の動向がわかりますし、その中での自分の現時点での位置がわかります。しかしそれ以外はあまりたくさん模試を受けてもほとんど意味はありません。ましてや模試対策などをしている生徒が難関大学に進めるはずがありません。

 

模試は言うなれば練習試合です。入試が公式戦。一番大事なのは普段の練習、つまり日々の勉強です。そこで知識と思考力を高めるのです。それに今はたくさんの教材が出ていますので、模試を受けなくてもだいたい自分が入試でどれぐらい点を取れるのか、受験生自身がわかるはずです。

 

模試は教員用の資料にはなりますが(過年度生徒との比較とか他校との比較とかいった意味で)、生徒たちにとってはほとんど意味がありません。判定のAとかBとかだって、冠模試ならば意義もありますが、それ以外の模試では正確性に疑念が残ります。

 

繰り返しますが、大切なことは知識と思考力を高めること。それには日々の勉強が何よりも重要です。そして日々勉強を続けるためには、体力と精神力が必要です。疲れている人はなかなか集中できないはずですからね。土曜日や日曜日に模試を受けに行って疲れて平日の勉強に悪影響が及ぶようでは意味がありません。

作家
元英語教諭

1964年、奈良県生まれ。関西学院大学文学部英文学科卒業。奈良県・西大和学園教諭時代には第1期から東大合格者を出す。

98年、灘中学校・高等学校英語教諭に。東大合格者数トップクラスの灘校で多くの生徒を難関大学へと導き、西大和学園・灘校合わせて500名以上の東大合格者を送り出した。

2021年に灘校を辞め作家業に専念。定期的に生徒向けの英語学習や教師向けの英語指導法についてのセミナーを実施、その熱血ぶりには全国的にファンが多い。2020年よりYouTube「キムタツチャンネル」を開設し、精力的に学習動画を公開中。

オフィシャルサイト:KIMU-TATSU.COM

著者紹介

連載教え子500人以上を東大合格させたキムタツが解説!東大生が育つ家庭の「共通項」

灘校と西大和学園で教え子500人以上を東大合格させたキムタツの「東大に入る子」が実践する勉強の真実

灘校と西大和学園で教え子500人以上を東大合格させたキムタツの「東大に入る子」が実践する勉強の真実

木村 達哉

KADOKAWA

30年を超える指導経験で分かった、東大合格者を出す家庭の共通点とは? 勉強の意味を知り、正しい勉強のやり方を知っていれば、どんな子でも東大は合格できる! 難関大学合格のために欠かせない「勉強体質」を家庭でいか…

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