初期費用は「1000万~2000万円」あたりが多いが…
●最初から初期費用を決めるより、いろいろ話を聞いてみよう
加盟するフランチャイズグループを検討するのと同時に、初期費用となるお金を用意する必要がありますが、そのうちどれくらいを自分で用意すべきかなど詳しく解説したいと思います。
まずフランチャイズを投資と考えるのであれば、ハウスクリーニングや便利屋など自分の労働によって稼ぐものは選択肢から外れていくでしょう。いちおう、このタイプを目指すという人は100~500万円ではじめることができますが、融資を受けるのは難しいようで、自分でこれだけの金額を貯める必要があります。
投資と考えるのであれば、店舗を構え、(オーナーとしての仕事はするとしても実務に関しては)人を雇って働いてもらう必要があります。よくあるのは個別指導塾やサービス業のフランチャイズなど。投資金額はピンキリですが、ボリュームゾーンは1000万~2000万円です。
飲食店の中でも箱の大きいものになってくると3000万円以上、24時間ジムのように設備投資が大きいところや、ブランド力のある有名チェーン飲食店だと1億円くらいするものもあります。
これから検討する人は、最初から「初期費用はいくら」と決めるのではなく、いろいろなところで話を聞いてみてください。同じような飲食店なのに、なぜ初期費用額が違うのか、そういったところに目を向けることでフランチャイズごとの特徴が見えてきます。
一言でフランチャイズと言ってはいますが、そこで受けられるサービスも、支払うロイヤリティも様々ですから、「どんな価値に対していくらを払っているのか」をしっかり認識する必要があります。
●自己負担は最低3割が目安
なお、仮に加盟金と1店舗目の出店費用を合わせて1000万円のフランチャイズに加盟するとして、その1000万円をすべて自己負担する必要はありません。数千万円規模の起業となれば、基本的には銀行等から資金調達をすることになります。銀行調達がしやすいかどうかは本部に確認しましょう。
自己負担の割合は様々な状況によって変わってきますが、最低でも3割は負担すると思っておきましょう。つまり1000万円の初期費用が必要ならば、300万円は手持ち資金がなければならないということです。
とはいえ、これはかなりギリギリのバランスで、仮に700万円の融資を受けられたとしても、手持ち資金をすべて使い切ってしまうことになります。私のように最初の数か月は赤字になるということもあり得ますから、毎月かかる家賃やスタッフの給料などのランニングコストを計算して、数か月分は運転資金としてプールしておいた方が安全です。
ランニングコストについては業種によって本当にバラバラなのでここで一概に語ることはできません。初期費用と合わせて検討段階でチェックするようにしましょう。
古川 暁
ロータス・インターナショナル株式会社 代表取締役
公益社団法人日本証券アナリスト協会 検定会員
富裕層だけが知っている資産防衛術のトレンドをお届け!
>>カメハメハ倶楽部<<
カメハメハ倶楽部セミナー・イベント
【2/25開催】
相続や離婚であなたの財産はどうなる?
預貯金、生命保険、株…各種財産の取り扱いと対応策
【2/26開催】
いま「米国プライベートクレジット」市場で何が起きている?
個人投資家が理解すべき“プライベートクレジット投資”の本質
【2/28-3/1開催】
弁護士の視点で解説する
不動産オーナーのための生成AI入門
~「トラブル相談を整理する道具」としての上手な使い方~
