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「自分は知っている、他の人は知らない」に勝機あり
●情報格差のない市場で平均に勝つのは難しい
リスクをコントロールできるということは、裏を返せば自分の努力次第で成功確率を上げることができるということです。
金融資産においては自分の努力によって勝率を上げることが難しいとされています。
その理由の一つは、情報です。例えば株式投資の場合、資金さえあれば投資家はどの会社の株も自由に買うことができます。また、この会社の新商品が画期的だから業績が良さそうだ、という情報は誰でも手に入れることができます。もしも、一般の人が手に入らないような社内機密を自分だけが知っていて投資することができれば一人勝ちできるでしょうが、それではインサイダー取引となってしまいます。
このように、金融資産は基本的にはすべての投資家が平等に情報にアクセスできる状態で市場が動くため、平均以上の成績を出すのが極めて困難なのです。
●情報の歪みを利用できれば勝率は高まる
その一方で、例えば不動産投資であれば良い物件の情報を自分だけが持っている、という状況があり得ます。株式のようにすべての物件が全世界に向けて公開されているわけではないからです。
不動産業者からしても、上客に対して優先的に良い物件を斡旋する方が得をしますから、そういったコミュニティに入ることで「優先的に良い物件を知ることができるから平均以上の結果を出せる」ということは往々にしてあり得ます。
このように、自分は知っているが他の誰かは知らない、という「情報の歪み」がある投資では、その歪みを利用することで勝率を高めることができます。
●フランチャイズは情報の歪みがたくさんある
ではフランチャイズには情報の歪みがあるか、というと非常にたくさんあります。
例えば皆さんは、仮にこれからすぐフランチャイズ投資をはじめるとして、どんな業種のフランチャイズがあるのか、何に気をつけてフランチャイズ本部を選べば良いのか、まったくわからないと思います。それがそのまま情報の歪みです。
そうした正しい知識を持てば、平均値である5年生存率65%や、初期費用を3年で回収(年利33%)という数値より良い結果も期待できるでしょう。
●情報を得るのが最大の攻略法
本記事の目的は、フランチャイズ投資のメリットとデメリットを正しく伝えることにあります。良い面だけを伝え、誰しもがフランチャイズ投資をすべきだ、と言いたいわけではありません。
情報の歪みがあるということは、その情報を得るのが攻略法ということです。情報を得るためには、自分でしっかり勉強をすることはもちろん、情報をたくさん持っている人とのコネクションを作ることも大切になってきます。
例えば、実際にフランチャイズで成功している「勝ち組オーナー」たちは、お互いに情報交換をしています。そういったコミュニティに入ることができれば勝率は大きく上がるでしょう。
●アベレージを取るか大勝ちを狙うかは、あなた次第
攻略法を使って大きく勝つ人が存在する市場ということは、当然大きく負ける人もいます。逆に株式投資のように、自分の実力で大きく勝つことが難しい投資では、インデックス投資で市場並みの運用をすることが正解となります。このどちらが望ましいかは、あなたの置かれた環境と投資の目的によるでしょう。
例えば、かつての筆者のように「いつかは独立したいと思っているサラリーマン」は、株式や債券への投資のみで生活できるだけの収益を手に入れるのは難しいので、フランチャイズを検討する価値があるでしょう。自分が何のために投資をするのか。リスクヘッジをしたいのか、大きく稼ぎたいのか。まずはそれを分析した上で、各投資法のメリットとデメリットを比較して決めることが大切です。
そこそこの初期投資で大きなリターンを狙うためには利回りの大きさが必要ですから、フランチャイズ投資は有力な選択肢となるのです。