「何もない空間」が都会の子どもに与えるチャンスとは
自然の中で遊ぶことは、子どもにとって必要な経験である、ということは誰もがわかっています。しかし、現代っ子は自然の山の中に連れて行くと遊べないといいます。
「遊ぶものがないからつまらない」
と言うそうです。
都会に住んでいると、自然が身近にはないし、公園で遊ぶのが1番身近な自然だったりします。確かに公園も自然の一部ではありますが、ブランコあり滑り台ありです。
これらの遊具は、あらかじめ作られているものです。「あらかじめ作られているもので遊ぶ」のが習慣になると、「何もないところで、自分で遊びを作り出す」ことができなくなります。
私たちの親世代であれば、家を1歩出れば広場があり、空き地があり、川が流れ、自然がたくさんあったと思います。
「子どもは遊ぶのが仕事」といわれますが、当時であれば、遊ぶ=外遊び=自然の中で走り回る、が当たり前でした。しかし時代が変わり今では、遊ぶ=座って遊ぶ=ゲーム、になっています。
お母さんが、
「外で遊びなさい! 」
と言うと、子どもたちはぞろぞろと公園に行き、木陰でゲームをしている、という笑えない話もあります。
おもちゃや遊び場を与えるということは、「遊び方を教える」ということです。玩具や遊び場を与えられた子どもは、自分で遊びを作り出すことができなくなります。
だからこそ、何もない空間を与えてほしいのです。あえて「遊び方を教えない」ことで、子どもは自分自身で遊びを作り出すチャンスを得るのです。現代の生活で「何もない空間を与える」ことこそ、最も贅沢なことかもしれません。
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