本記事では、株式会社町田工務店の代表取締役社長で、資産20億円大家の町田泰次の書籍『年収400万円でも大家になれる 工務店社長が教える5つの流儀』より一部を抜粋・編集し、なかなか知ることができない「大家業」成功のための流儀を解説します。

嫌がりがちな「川近く」…実はメリットだらけの衝撃

建ぺい率と容積率の関係で、道幅が4メートルよりも5メートルのほうが土地を有効活用できるので、土地購入時の重点項目のひとつとして、目の前の道路の幅をしっかりとチェックすることが必要だ。まず最初に確認しておく必要がある項目だともいえる。

 

ただし、これは新築物件を建てる際の検討であり、中古物件を買う際には逆の発想が必要になる。

 

5メートルの土地は容積率を目いっぱい使っているが、同じ戸数で利回りも一緒なら、4メートルの土地のほうが広いということになる。銀行の評価も付きやすい物件だ。新築の場合と違う発想になるので、この辺は頭の片隅にでも詰めておきたい知識のひとつだ。

 

投資マンションを考えているなら河川や公園に隣接した土地はお勧めだ。採光が取りやすく敷地を目いっぱい使えるのが大きなメリット。

 

川が流れていると臭いや虫の発生などで、住宅を建てる人は敬遠しがちだ。公園も子どもを遊ばせるという発想もあるが、やはり騒音やいろいろな人が立ち寄ったりする場所なので同じような感覚を持つ人は多いと思う。

 

だが、その分、土地の価格は安いはずである。また、周辺が開けているということは、高さや影の影響を心配する必要がなく、採光が取れるということは間取りが取りやすいということになる。風通しがよくて景観もそれなりに楽しめる。マンション用地にはもってこいの土地だと思う。

 

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本記事は幻冬舎ゴールドライフオンラインの連載の書籍『年収400万円でも大家になれる 工務店社長が教える5つの流儀』より一部を抜粋したものです。最新の税制・法令等には対応していない場合がございますので、あらかじめご了承ください。

年収400万円でも大家さんになれる 工務店社長が教える5つの流儀

年収400万円でも大家さんになれる 工務店社長が教える5つの流儀

町田 泰次

幻冬舎メディアコンサルティング

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