「未来の仕事」ができない3つの理由は
ご自身の時間の使い方はどうでしょうか。「未来の仕事」はどれほどできているでしょうか。
「未来の仕事」ができない理由としては次の3つが考えられます。
① 仕事を「未来の仕事」と「今の仕事」に区別していない
②「未来の仕事」をする時間がない
③「面倒くさい」「怖い」という感情の存在
未来の仕事ができない理由①仕事を「未来の仕事」と「今の仕事」に区別していない
自分の仕事内容を「未来の仕事」と「今の仕事」に区別していなければ、「未来の仕事」は緊急性がないことが多いため、時間のほとんどを「今の仕事」に使いがちです。日々、仕事に取り組む際には、「今の仕事」なのか「未来の仕事」なのかを意識するようにしましょう。
「未来の仕事」として何をすればわからないという場合は、「自社にとって将来性のある事業とは?」「時代の流れに合わせた対応とは?」という視点でアンテナを高く張り、情報収集を行いましょう。
私は書籍やインターネットでも情報収集をしますが、特に重視しているのは、「人と会うこと」です。業界を問わず先進的な取り組みをしている人とお会いして、業界動向や今後の展開についてさまざまな考えを伺います。これによって雑誌や記事では手に入らない「生」の情報に触れられます。
私自身も勉強会や交流会を主催していますが、こうした活動を通して有益な情報が手に入っており、そこから新たな「未来の仕事」のヒントをたくさんいただいています。
未来の仕事ができない理由②「未来の仕事」をする時間がない
やるべきことが明確になっても、そのための時間がとれないのは切実な問題です。
多くの士業のみなさんは日々大変忙しくされていると思います。その日々の仕事に「未来の仕事」が含まれていればよいのですが、「今の仕事」だけで忙しいならば、時間の使い方を考える必要があります。