子の医学部進学、夫婦の老後…「医師の生涯」はいくら必要?

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると、医師の平均年収は1200万円前後で、生涯収入に換算すれば約4億円。一般サラリーマンの生涯年収は約1.5億円ですから、医師はその2倍以上を稼いでいることになります。世間が「老後2000万円問題」に騒然としていてもどこ吹く風と聞き流していることでしょう。しかし、それは高所得ゆえの危険な思い込みです。これからの人生にいくら必要なのか、考えたことはありますか。

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「医師の生涯」にはいくら必要?

30~40歳代の勤務医の平均年収は1500万円前後です。それと比較し、同年代の一般サラリーマンの平均年収は500万円半ば程度ですから、医師は間違いなく高所得といえます。しかし、高所得であるがゆえの生活レベル維持にも厳しいものがあります。日々の生活費はもちろん、将来のクリニック開業資金や医学部を目指す子供の教育費、そして夫婦の老後資金も蓄えておかなければなりません。

 

いま手元にある資産を浪費することなく、有意義に運用することを考えはじめるか否かで将来に大きな差が出てきます。そこで、医師が準備すべき生涯資産の総額と、それを達成するために効果的な資産運用法について解説します。

 

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

生活費・開業資金・教育費・老後資金…5億円は必要

【クリニック開業を目指すなら】

たとえば、最終ゴールをクリニック開業とした場合です。開業資金を蓄えるといっても、開業の場所や診療科目によってさまざまですが、一般的には、開業する土地と建物の購入代金、そしてX線撮影装置や超音波診断装置などの各設備費用を含めて、最低でも1億円程度は必要です。

 

【子供を医学部に進学させるなら】

医師自身の将来展望だけでなく、家族の暮らし、とくに子供の教育費についても考えなくてはいけません。子供が医師を目指すなら、学習塾へ通わせる費用が必要になります。ちなみに医学系進学予備校の学費は(グループ・個別など学習方法によってまちまちですが)年間で200万円から600万円程度かかってきます。

 

そして医学部進学後6年間の学費は、国公立大の場合で約350万円、私立大なら安いところでも約3000万円、高額なところでは約5000万円程度かかります。通学のために子供が大学の近くで一人暮らしすることも考慮すれば、余裕を持って1億円程度は準備しておきたいところです。

 

【夫婦二人の老後生活費も】

近年の「家計調査」(総務庁)によると、年収1500万円世帯の1ヵ月の消費支出は約45万円で、年額に換算すると約540万円になります。たとえばこの生活レベルを35歳から90歳まで維持し続ける場合、消費総額は3億円超となります。

 

子供を医師として独立させ、リタイア後も夫婦二人で悠々自適な老後生活を送りたいなら、少なくとも5億円程度(開業資金1億円+教育費1億円+生活費3億円)の資金を捻出する必要があるということになります。

貯蓄、投資…「年間1000万円」で資産形成するなら?

医師が生涯資産総額5億円を創出するためには、どのような資産形成を行えば良いのでしょうか。年収1500万円のうち500万円を年間生活費とすれば、1000万円が手元に残ります。これだけまとまったお金があれば、何かしら有意義な資産形成ができるはずです。

 

資産運用法にはさまざまな手段がありますが、約7割の医師が「預貯金」による資産運用を選んでいるといいます。「預貯金は元本が保証されるので安心」という理由から選ばれているのだと思いますが、リスクが低い分、リターンも少ないのが現状です。

 

都市銀行の普通預金金利(利子)は0.001%前後、比較的金利が高いといわれるネット銀行の定期預金でも0.2%前後(2021年5月現在)と収益は極めて低い水準にあります。1000万円預けたとしても、定期預金で年間2万円、普通預金に至ってはわずか100円の利子しか付きません。これでは医師の将来を支える資産運用とはなり得ません。

 

それでは「株式投資」はどうでしょう。デイトレードの世界ではその売買は1秒を争います。そのため、少しでも目を離すと収益チャンスを見逃がしてしまいます。比較的長期の保有を前提とするにしても、国内のみならず世界経済の動静には常に目を配っておかなければなりませんし、そもそも「目利き」ができなければ利益を得るタイミングさえ掴めません。このように目まぐるしく変動する株の値動きを、昼夜を問わず激務をこなし続ける医師がチェックできるかどうかは疑問です。

 

手軽な副収入として「インターネットショップ」も人気のようです。独自の専門知識や趣味嗜好でセレクトした商品を販売する「仮想ショップ経営」は息抜きになり楽しめるかもしれません。しかし、商品の仕入れから在庫管理、受注対応、商品発送にいたるまで、ショップ運営者が行う作業は多岐にわたり繁雑を極めます。従業員を雇うなら可能かもしれませんが、軌道に乗るまではショップ運営者、すなわち医師が行う必要があります。多忙な医師がそこまで時間を割くことができるかどうかが課題であり、何より具体的な売上利益が読めません。

 

医師にとって理想的な資産運用法は、「予備知識がそれほど必要ない」「運営・管理に時間を取られない」「目標金額までの資産形成の道筋が具体的に描ける」、この3つの条件に当てはまることが必須といえます。その数少ない選択肢の一つが「不動産運用」です。

 

不動産運用による資産形成は比較的単純なので、それほど苦労せず身につきます。賃貸物件の管理に関してはプロの管理会社が行いますので、オーナー、すなわち医師が自ら家賃の集金をしたり、建物の修理やリフォームの手配をする必要はありません。収入源である家賃は毎月安定して得られるものなので、資産形成の道筋を着実に描くことができます。1000万円の資金があれば、都市部であっても家賃収入5~6万円程度のオーナーチェンジ物件は購入できますので、1年間で72万円(家賃6万円×12ヵ月)、利回り7.2%の資産形成が可能です。

 

<まとめ>

●医師が将来に向けて準備すべき生涯資産総額は、クリニック開業のための資金約1億円、子供を医学部に進学させるための教育費約1億円、そして夫婦二人の老後生活資金約3億円の合計5億円程度と考えられます。

 

●多くの医師が「預貯金」で資産運用を考えているようですが、現在の利子率(普通預金0.001%、定期預金0.2%)では収益が少なすぎるため、生涯資産5億円を積み立てる手立てにはなり得ません。

 

●資産運用法にはさまざまな手段がありますが、「株式投資」は値動きが激しいため多忙な医師には向いていません。「インターネットショップ」も人気がありますが、仕入れ・受注・発送など煩雑な作業をショップ運営者(医師)自ら行わなければならないため、現実的ではありません。

 

●「不動産運用」は初心者でも予備知識が必要なく、管理業務のアウトソーシングが可能で、資産形成の道筋がイメージしやすいため、日々多忙な医師に適した資産形成法といえます。

 

 

大山 一也

 

 

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年収1500万円前後だが…勤務医が「資産10億円」になれるワケ

株式会社トライブホールディングス 代表取締役社長

1979年生まれ。東京の不動産投資会社にて、土地売買からアパート、マンション、ビル建設までを幅広く手掛ける。自らが考える不動産価値と収益を最大化する不動産物件を実現するため、2010年に㈱トライブを共同で設立。翌2011年、同社代表取締役就任。これからの高齢化社会では、不動産と医療は密接に連携すべきという持論の下、高収益と高付加価値を同時に実現する独自の不動産物件を多数手掛ける。自ら沖縄の医療法人にも助力し、倒産しかけた医療施設の再建に乗り出し、再生させた。また、新たな医療法人の立ち上げにも参画し、地域医療の活性化に努めている。著書に『なぜ医者は不動産投資に向いているのか?』『資産10億円を実現する 医師のための収益物件活用術』(いずれも幻冬舎)がある。

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著者紹介

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