子どもの自己肯定感をアップさせ、明日の意欲へ
実際、息子たちは小学校に入るまで、自分の名前も書けませんでしたが、入学すると鉛筆を持って文字や数字を書くことが楽しくて、毎日の宿題もがんばりました。「小学生になって勉強をしている自分」が嬉しかったのでしょう。
それまでの幼稚園・保育園児時代とは違う環境にいることで自分の成長を感じていたのだと思います。教育に熱心なお母さんほど、「人よりも早くできること」を目標にしがちです。しかし、勉強は他人との競争ではありません。あくまでも「自分の目標との戦い」なのです。
他人と比べるのではなく、昨日のわが子と比べて、今日の成長を喜んであげてほしい。それが、子どもの自己肯定感をアップさせ、明日の意欲へとつながっていくのです。
河村 京子
母学アカデミー代表
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