子どもの自己肯定感をアップさせ、明日の意欲へ
実際、息子たちは小学校に入るまで、自分の名前も書けませんでしたが、入学すると鉛筆を持って文字や数字を書くことが楽しくて、毎日の宿題もがんばりました。「小学生になって勉強をしている自分」が嬉しかったのでしょう。
それまでの幼稚園・保育園児時代とは違う環境にいることで自分の成長を感じていたのだと思います。教育に熱心なお母さんほど、「人よりも早くできること」を目標にしがちです。しかし、勉強は他人との競争ではありません。あくまでも「自分の目標との戦い」なのです。
他人と比べるのではなく、昨日のわが子と比べて、今日の成長を喜んであげてほしい。それが、子どもの自己肯定感をアップさせ、明日の意欲へとつながっていくのです。
河村 京子
母学アカデミー代表
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】
「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
