曖昧な目標ではなく、「明確な人生設計」を考えよう
「何のために不動産をやるのか?」という問いに対する答えは、後々、不動産投資を長く続ける上で、とても重要な指針になってくるでしょう。
「将来のお金のことが心配だからなんとなく」「周りが始めているから」という甘い気持ちでも、スタートしようと思えばスタートできてしまうのですが、長く続けていくためには、目標だけではなく、もっと先の人生設計も明確になっていた方がいいでしょう。
不動産会社を経営している筆者の立場から言うと、ただ「いい物件が欲しい」と言われても、「なぜ?」と疑問に思うときがあります。
何のために不動産投資をやるのでしょうか。極論を言えば、単にお金を増やしたいのであれば、別に不動産投資を選ばなくてもいいわけです。それでもなお不動産投資をやる人は、「いくら稼ぎたい」「これぐらい資産を作りたい」「いまある資産を守りたい」などと答えが明確です。その点が明確であればあるほど、多少のトラブルに遭遇したり、思うように進まないときがあっても、あきらめず目標を達成できるのではないでしょうか。
不動産投資によって、生活レベルを変えることもできる
不動産投資を行うと、生活レベルをがらりと変えることができます。たとえば、40代で年収が800万円ぐらいあって、子どもが2人いる4人家族を例に挙げましょう。
子ども2人が私立の大学や高校に通っているとなると、お財布事情は非常に苦しいのが実情です。そこで不動産投資を行うことで、年間でプラス300万~500万円入ってくるとします。これは人生設計を考える具体的な策となりますし、日々の生活レベルが変わってきます。
20代で年収600万~800万円ぐらいの収入があり、これを年収2000万~3000万円に増やしたいというモチベーションの方もいます。その方が、今よりプラス300万~500万円の収入が入ってきたらどうでしょう? お金の使い方が変わってくるはずです。
どんな人生を歩んでいきたいのか。そのためには、今よりいくらぐらい手取り年収を増やしたいのか。これが明確であればあるほど、不動産投資を行っていく中で、大きなエネルギーや指針となり、あなたを支えてくれることでしょう。
オスカーキャピタル株式会社
代表取締役社長 金田大介
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