「ゲームは買い与えない」という選択肢
おもちゃ売り場に行くと「知育玩具」と呼ばれるものがたくさん売られていますが、使い方のお膳立てがされているようなものはおすすめできません。子どもの自由な発想で、いろいろな遊び方ができるものを選びましょう。
例えば積み木一つをとっても、絵が描いてあると、それだけで積み木の役割が制限されてしまいます。積み上げればスカイツリーにも、怪獣にも、樹木にも見立てることができる。
そういったシンプルなものを選びましょう。また、子どもが喜ぶからとキャラクターが描かれたものに目がいきがちですが、キャラクターに飽きたときに、そのおもちゃもお蔵入りしてしまうかもしれません。
また、キャラクターになりきるようなグッズもありますが、画用紙に絵を描いてお面をつくったり、100均で買ってきた布をマントの代わりにするなど、親子で手づくりしたほうが愛着も湧きます。5歳くらいからは知的好奇心をくすぐる図鑑、天体望遠鏡、顕微鏡などがおすすめです。
最近は図鑑もレイアウトやイラストに面白みがあり、眺めているだけで楽しくなるものがたくさんあります。顕微鏡は植物などの観察に使うだけでなく、家族の髪の毛の毛根を比べてみたり、印刷物、繊維、ご飯粒など、身近なものを小さく切って「これ、な〜んだ?」と当てるゲームをしてみるのも面白いでしょう。
ゲーム機やゲームのソフトを「みんなが持ってるから」という理由で欲しがる子もいると思います。買い与えることは簡単ですが、一度与えたら後戻りは非常に難しいのが現実です。ゲームに子守をさせられないのは大変かもしれません。
でも、小学校に入るまでと制限するなら、わずか数年のこと。子どもの将来の幸せを願うなら、心を鬼にして「与えない」選択をしても良いのではないでしょうか。
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