「親子で料理」するとき、子どもにしてはいけない2つの言動

わが子が幸せになるためには、自立と自律を兼ね備えることが大事……幼稚園の園長として1万組の親子を見てきた、学校法人山崎学園の理事長・山﨑拓史氏が小さなころの「体験」の重要性を紹介します。

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小さなころの「体験」が職業選択の幅を広げるワケ

以前、小学校で豚の飼育を児童が行い、その豚を出荷するかどうかを議論させる学習がありました。テレビで特集され、映画にもなったのでご存じの方もいるでしょう。

 

是か非かをここで論じるつもりはありませんが、人が生きていくために必要な「食」に関して能動的に関わるという意味では、たいへん貴重なものであったと思います。あそこまでの体験はなかなかできませんが、家庭の中でも「食」への興味が多角的になるよう工夫をしてほしいと思います。

 

職業一つをとっても、「食」に関わることは多岐にわたります。農業、畜産業はもちろん、市場や食材を売る店舗、食品加工、調理、配膳、物流、調理器具、エネルギーなど、ありとあらゆる経済活動と関連しています。

 

ですから、自分が食べている食事がどのようにして自分のところまでたどり着いたかを知ることは、将来の仕事を考えるうえでもたいへん貴重な経験になります。就学前の子どもにそこまでさせる必要はないと思われるかもしれませんが、年齢が上がってしまうと「学習」「勉強」としてとらえるようになって、興味の幅が狭くなってしまいます。

 

牧場見学、工場見学などは、幼いうちから何度も体験させるのがおすすめです。体験後は自宅での食事の際に「この牛乳、何のお乳だろう」「レタスって、木に成るんだっけ?」などと質問してみてください。忘れてしまっていても構いません。

 

「牧場で見たじゃない」「忘れちゃったの?」などと責めるような返しはせず、「あれ、ママも忘れちゃった。写真を見たら思い出しそうだね」と、一緒に思い出を振り返ってほしいのです。

 

そのためにも写真をスマホに撮り溜めしておくだけでなく、プリントしたものを壁に貼ったり、アルバムにまとめておくようにしましょう。そして「牧場で食べたアイスおいしかったね。そういえばアイスって何からできたんだっけ?」と、聞いてあげてください。

 

写真を見て思い出した子どもは、「牛のお乳だよ!」と、自慢げに言ってくるでしょう。「そうだったね!」と、褒めてもらえると、「ヨーグルトも生クリームもね!」と覚えていることを披露してくれるはずです。こうした親とのポジティブな関わりがあってこそ、子どもは「知識を持つことの楽しさ」を覚えていくのです。

 

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学校法人山崎学園 理事長

学校法人山崎学園 現理事長。46歳。創業者の孫。
大学卒業後、家業であった幼稚園の手伝いをするなかで、幼児教育の可能性に魅力を感じるようになる。
職員として働きながら、幼稚園教諭および保育士免許を取得。
平成27年より理事長に就任。「園にいるだけで子どもたちが勝手に育つことができる環境をつくる」を理念に、規律と自由を両立し、子どもらしく成長できる幼児教育の環境構築を目指している。

著者紹介

連載子どもを幸せにする教育法

わが子が幸せになるために必要な3つの力

わが子が幸せになるために必要な3つの力

山﨑 拓史

幻冬舎MC

探求力・計画力・実行力3つの力を育てれば人間関係も仕事もうまくいく大人になる! もっと子育てが楽しくなる育児本 我が子を初めて抱いたとき、親御さんは生まれてきてくれたことに、ただただ感動し、喜びを感じたはずで…

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