中央区晴海に建てられたオリンピック選手村の跡地にできるマンション地区「HARUMI FLAG(晴海フラッグ)」。オリンピックの延期に伴い、引き渡しが延期になっていることで知った人もいるだろう。この晴海フラッグ、超高層のタワーマンション(タワマン)の建設も2棟予定されている。最寄駅の「勝どき」までは徒歩約20分だ。連結バスBRTが運行するようだが、果たして……。

「そもそも、売れていないのではないか?」

「新しく建築されたタワマン、人があまり入ってないんじゃないでしょうか……」

 

そう語るのは別の住民だ。「人気の街ランキング」とメディアで報じられている勝どきだが、地元民は疑問に思うところもあるようだ。

 

「夜になっても、電気の灯っていない部屋がたくさんあるんですよね……。価格も売り出しのときと比べると下がっている印象です。同じ地域の昔からあるタワマンは値上がりしているのに。“売れてないんじゃないか?”という話もあります」

 

晴海フラッグは、どうだろう。ただでさえ引き渡しまで長い期間がかかる予定だったが、オリンピックの開催延期で、さらに先が見えなくなってしまった。キャンセルは受け付けているようだが、申し込みは少ないと聞く。勝どきの新しいタワマンの入居状況が芳しくないとしたら、駅からさらに遠い晴海は売れるのか。

「レインボーブリッジが見えなくなる」

晴海フラッグのタワーマンション建設に戦々恐々としている人たちもいる。勝どきにある既存のタワーマンションの不動産オーナーだ。

 

「晴海フラッグが建設されているのは、ちょうど南西方向レインボーブリッジの方角なんです。海側ですね。“眺望抜群、レインボーブリッジが見える部屋”というふれこみで入居者募集をするわけですが、これが使えなくなります。実際、低層階ではオリンピック村の建設時点でレインボーブリッジが見えなくなってしまい、入居者が退去してしまったという話も聞きます。超高層のタワマンが建設されるとなると、眺望の悪化はまぬがれません。退去者が出た場合、家賃の値下げを検討する必要が出てくるかもしれません」

 

オリンピック村、晴海フラッグが建設されることは、想定されていたのではないのだろうか。

 

「オリンピック村の建設が決定したのちに購入したオーナーもいますね。オリンピック前の値上がりを期待して、実際に売り抜けた層もいます。コロナ禍の巣篭もり需要で、現在“居心地の良い”タワマンの価値は上がっていると感じますが、眺望の良さも居心地のひとつの要素なので。晴海フラッグの建設が延期となっている今のうちに売ってしまおうと思っていますよ。施工が始まってしまうと、“あそこにタワマンが建つんでしょ?”と丸見えになってしまうので」

 

東京オリンピック、コロナ禍と揺れるなかで、メディアでは「人気の街」として急上昇する「勝どき」。その背景にあるタワマンの建設ラッシュをどう見るか。

 

 

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