親とのコミュニケーション、とれていますか?
「そろそろ」どころか、「いますぐ」親とお金の話をしていただきたい。
でも、どうでしょう。ふだんから密にコミュニケーションがとれていて、信頼関係も築けているならいざしらず、顔を合わせるのは1年に盆暮れの2回ほどという親子では、なかなかむずかしいと思います。
久々に孫の顔を見てメロメロになっているところに、いきなり「いま、貯金はどれくらいあるの?」などと聞いても、唐突すぎて親は何と答えていいかわからずに口をつぐむか、「なんだ、金の無心か!」と激昂しかねません。そうなると親は警戒してしまい、そこからはもうお金の話ができなくなります。
いまの若い世代はそうでもないかもしれませんが、もともと日本人は、お金についてあれこれ話すことを「品がない」として、嫌う傾向にあるようです。その、話題にしづらい問題を切り出し、話をスムーズに進めるためにはまず、信頼関係を築いておくことが大切です。
と言うと、「子どもなのだから、信頼関係を築く必要などはない。もうすでに親から信頼されているはず!」と反論されるかもしれません。でも、それは子どもの身勝手な考えです。
子どもにお金を奪われてしまう、というほどではないにせよ、自分たちのお金のことを開示したら、そのお金に頼ったり甘えたりしてしまうのではないか、という危惧を親たちは持っています。
自分たちの健康状況や老化に伴う心理的な不安、置かれている状況などについて、あれこれ考えていることまでわかっていてくれるなら、親も安心して、ある程度はお金の話をしてもいいと思っています。
でも、それがいまなのかどうかを見定めているのです。子どもたちの暮らしぶりや発言を見たり聞いたりして、お金の話ができる状況にあるかどうかを探っていると思ったほうがよいでしょう。
急がば回れ。むずかしい話をするためには、地ならしが必要なのです。
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
注目のセミナー情報
【税金】11月27日(水)開催
~来年の手取り収入を増やす方法~
「富裕層を熟知した税理士」が考案する
2025年に向けて今やるべき『節税』×『資産形成』
【海外不動産】11月27日(水)開催
10年間「年10%」の利回り保証
Wyndham最上位クラス「DOLCE」第一期募集開始!