不動産投資で「借地権物件」を活用する際のデメリットとは?

前回、「借地権物件」に対して不安を抱く必要がない理由を説明しましたが、今回は「借地権物件」のデメリットについて見ていきます。

借地権物件の活用には「担保」が必要に

前回説明したように、よいことずくめに思える借地権物件ですが、デメリットがまったくないというわけではありません。

 

まず、借地権物件は、土地自体は地主のものですから、土地を担保として金融機関から融資を受けることはできません。そのため、借地権物件を購入して建物を建てるためには、他に担保となるものをあらかじめ用意しておく必要があります。

 

たとえば、よく行われるのは、実家でもっている土地を担保に入れるという方法などです。この場合、土地の上にマンションが建った時点で、実家の土地の担保を外して移し替えてもらうこともあります。

 

また、すでに収益物件を別にもっているのであれば、それを担保とすることもできるでしょう。

 

したがって、1棟目を建てたあとに、その収益をもとに資金をためて、2棟目、3棟目は借地権物件にするというステップアップの仕方が、ひとつの理想的な選択肢といえるかもしれません。

 

地主によっては対応が違ってくる点にも要注意

また、他のデメリットとして、地主によっては、RCマンションなど、堅固な建物の建設を認めてもらえないケースもあります。

 

さらに、通常、物件を建て替える際には承諾料を請求されますが、その額が高額になる場合も見られます。借地権物件で不動産投資を行う際には、念のため、このような点を気にとめておく必要があるでしょう。

 

株式会社フェイスネットワーク 代表取締役社長

1988年金融機関に入社。12年にわたり融資担当として5000件以上の案件を扱う。2001年、不動産会社である有限会社フェイスネットワーク(現・株式会社フェイスネットワーク)を設立。2003年、渋谷区松涛に自社物件第一号を建設する。2006年には自宅兼投資マンションを1棟、2007年には自社ビルを建設する。2018年3月マザーズ上場。この18年で城南エリアを中心に200棟以上の新築一棟マンションをプロデュース。著書多数。

著者紹介

連載不動産投資に「向いている物件・向いていない物件」とは?

本連載は、2013年9月20日刊行の書籍『不動産投資は女性が選ぶ新築RCマンションで始めなさい』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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