前回は、投資マンションの入居率を維持するために「メンテナンス」が重要となる理由を説明しました。今回は、不動産管理会社の重要性を見ていきます。

選ぶ管理会社によって「入居率」が大きく左右される

物件が完成したあとは、その管理・運営をスタートすることになります。多くの場合、入居者の募集、家賃の集金と延滞家賃の督促、退去時の原状回復の立ち会い、緊急時の対応など、日常的な管理業務に関しては、専門の管理会社に任せることになるはずです。

 

その結果、オーナーとしての仕事は、

 

「入居者からの家賃減額の要求に応じるかどうか」

「家賃滞納者を退去させるかどうか」

「部屋のリフォームや建物全体にかかわる設備の更新や追加、修繕をどの施工会社に頼み、いつ、どの程度行うか」

 

等々、そのときどきの状況に応じて重要な判断を下す程度のものになるでしょう。

 

「それなら、いったん建ててしまえば、あとは楽だな」と思うかもしれませんが、管理会社選びには細心の注意を払わなければなりません。管理会社の社員の働きいかんで、物件の運営がスムーズにいくかどうかが決まり、マンションの入居率が大きく変わることになるからです。

 

管理のみならず様々なサービスを提供してくれる業者も

なお、管理業務に限らず、ワンストップサービスで、土地探しからマンションの設計・施工も含めたサービスを提供してくれる業者もあります。

 

自身の不動産投資のスタイルなどによっては、そのような業者に管理を依頼する方が適切なケースもあります。

 

本連載は、2013年9月20日刊行の書籍『不動産投資は女性が選ぶ新築RCマンションで始めなさい』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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