NZ不動産、新年早々から問い合わせが止まず絶好調!
本記事は、今年初めてとなるニュージーランド不動産のレポートですが、まずは読者の皆さんに明るい話題を提供できることに心から安堵しています。
コロナ禍のなか、ニュージーランドは開港しておらず、人々も海外旅行に行けません。しかし、国内旅行として近くのビーチに出かけ、夏のバカンスを楽しみつつ新年を迎えています。2月は祭日が続くため、引き続きまだホリディを楽しめる環境にあります。
しかし、不動産投資家達の動向はまったく異なります。クリスマスが終わった12月の月末、一斉に電話が鳴りだしたのです。
今年は新年1日の連絡こそありませんでしたが、土曜日・日曜日だった2日・3日は、新年早々オープンホームを開始するエージェントもいました。通常であれば、早い人でも1月中旬なのですが…。
そんな流れからはじまった新年ですが、アポイント制を取っている筆者の会社も、要望があればいつでも案内するスタイルですから、土日も平日も変わらず対応しました。多くの電話やメールを受け、日夜休みなく働いています。その成果が、上記の写真の「SOLD」です。人通りの多い道沿いに目を引く「SOLD」の看板に気づいた人たちから「あれ? もう売れたの!?」という驚きの声が聞こえてきます。
コロナ禍の不景気話は、どうやらニュージーランドの不動産業界には無縁のようです。金利の低下もむしろ追い風となり、不動産投資へとシフトしている状況が目立ちます。
海外永住組も続々帰国、ホテルは5月まで満室状態に
コロナ禍、ロックダウンをいち早く実行して感染者数の抑制に努め、その安全性を世界に知らしめたニュージーランド。欧米への移住組や、隣国のオーストラリアに暮らしていた「KIWI」といった永住権保持者も続々と帰国しており、その数は約3万人とも聞きます。
2週間強制隔離の政策により滞在先のホテル確保が厳しく、原稿執筆時は今年5月まで予約が取れない状況です。つまり、ホテル確保ができないと入国できないことになっています。もしもこの記事を読んだ方ご自身、あるいは親族や友人にニュージーランドへ行く計画があるなら、ぜひともこの点にご注意ください。
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