※画像はイメージです/PIXTA

人口増加で、宅地造成がどんどんと加速するニュージーランドの都市オークランド。売り手市場が期待できる来年度の動向含め、NZ不動産事情を現地バイヤーが詳しく解説します。※本記事は、2024年12月6日現在の情報に基づいて執筆されています。

年末ラストスパートの売買

こちらは、夏本番の季節となり、11月末からブラックフライデーのセール商戦、クリスマスを目前としたモールへの買い物、そして新居の買い物顧客で、まだまだ不動産業界も活発に動いています。

 

例年12月に入るとホリデーモードへ入るのですが、今年は、ラストスパートの売買を試み、オープンホームも開催して、忙しく活動しております。

 

現在オークランドでは、宅地造成が盛んです。古い家を壊し、800㎡~1500㎡の土地ができると、タウンハウスが建設されることが多く、いつのまにか、アパートやタウンハウスが建設されている街並みを見て、いつも驚いています。

 

また自社でも、タウンハウスの新規売り物件の販売依頼が、このホリデー突入間近に入り込み、急遽写真撮影など進め、あと2週間頑張ろうとしています。

 

正直、タウンハウスはリビングが狭い。どの家を見てもデザインが同じで、タイルも同じ。個性がないなと嘆く顧客もいます。庭も狭く、しかし、購入者も庭の手入れが面倒なので、芝生は要らないとか、石畳みにするとか。それによってある種個性が出て、人気度が左右されることもあるくらいです。ほう

昔の人は、広い庭を好み、花壇の手入れも趣味の一つでした。しかし、現代人は、そんな暇を持つことなく活動し、狭くともマイホームにこだわるきらいがあります。特に若い世代は、高い賃貸物件に住むより、ローン返済に資金を回して財産形成をする方が良いと考え、モーゲージブローカーに相談へ行っているのです。

 

次ページ来年は、売り手市場か!?

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