伝説の相場師が「投資テクニック」がうまくいかない理由を解説

世の中にあふれる投資の本や投資セミナーの通りに株や債券を買うと損をする人が多い理由について、江戸時代から伝わる相場に関する格言を使って説明します。

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勝てる投資家になるには

「相場の本質」を知らなければ、勝てる投資家にはなれない

 

インターネットとコンピュータの時代になって、株式相場も理詰めで動いていると思っている人もいるかもしれません。しかし、それは大きな誤解です。現代でも株式投資はメンタルな部分が非常に大きいのです。なぜなら、一部の機械的な売買を除けば、株式市場に参加しているのは基本的に「人」だからです。

 

株価が上がれば「さらに高くなるだろう」と期待したり、逆に「ここがピークで下げてしまうのではないか」と不安になったり、また下落しているときは「まだまだ下がるのではないか」「そろそろ下げ止まるだろう」などと考える。下落しているときに保有中ならば不安で売り急ぎたくなるし、買おうと考えていればできるだけ安くなるのを待ちたいと思う。そういう相場参加者の心理的な部分を、相場から切り離すことはできません。

 

というより、そうした心理的な部分こそが、株式市場を形成している「相場の本質」なのです。古今東西、どのような「市場」でも、人の心理が相場を動かしていることに変わりはありません。にもかかわらず、相場参加者の心理を無視して、チャートや指標に頼ったテクニックだけでなんとか勝ち続けようとしてもうまくいくはずがないのです。

 

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

江戸時代の二人の相場師―本間宗久と牛田権三郎は、この「相場の本質」をとらえた格言を数多く残しています。二人の相場格言を通じて「相場の本質」を学ぶことで、誰もが勝てる投資家に変われると私は考えています。

 

ただし、このことはテクニカル分析などの投資テクニックを否定するものではありません。たとえば、底値を狙って買いたいと思ったら、チャートで底値の形を知っておくことは必要です。とは言え、単に底値の形を覚えておくだけでは不十分です。相場参加者のどんな心理が働くことで底値の形が作られるのか、それを知った上で正しい投資行動が取れるようになることが重要なのです。

 

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株式会社アルゴナビス 代表取締役

慶應義塾大学卒業後、1983 年に大和証券入社。
ソシエテジェネラル証券、マネックス証券等を経て、2014年5月より株式会社アルゴナビスの代表取締役に就任、株式スクールを開校する。日系証券と外資証券、ネット証券で広く営業やディーラーを経験したことによる高い専門知識と、「江戸の米相場」の独自研究に基づいた相場観測や投資戦略で多くの投資家の成功をサポートしてきた。
CS テレビ「日テレニュース24」「日テレニュース24TOKYO」、MX TV・三重テレビ放送ネット「TV ストックボイス生中継」出演。オンラインコラム「ダイヤモンドザイオンライン『株』のとれたてニュース」、「辛口放談」連載中。『江戸の賢人に学ぶ相場の極意』(パンローリング)『DVD でわかる! 儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ出版)ほか多数の著書あり。

著者紹介

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本記事は、『「江戸のウォーレン・バフェット」に学ぶ 常勝無敗の株投資術』(幻冬舎MC)より一部を抜粋したものです。

「江戸のウォーレン・バフェット」に学ぶ 常勝無敗の株投資術

「江戸のウォーレン・バフェット」に学ぶ 常勝無敗の株投資術

清水 洋介

幻冬舎メディアコンサルティング

「どうもうまくいかない」「なかなか儲からない」これこそ株式投資で誰もが必ず直面する問題……。 そんな悩みを解決すべく、時代を超えても通用する、先人たちの投資成功術をまとめた一冊。 どんな時代にも通用する「株式投…

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