最近、若い世代を中心メジャーになりつつある「転職」ですが、転職に対する日本企業の考え方や、ちょっと気になる中国と日本のビジネスマナーの違いを2019年8月刊行の書籍『ながら起業 明日クビになっても大丈夫な働き方』より一部を抜粋・再編集し、解説していきます。

とはいえ、定年後にバラ色の人生が待っているとは限りません。

 

定年までずっと会社にしがみついて生きてきたビジネスマンが、定年後に何もすることがなくて途方に暮れるという話をよく聞きます。

 

「定年退職したら好きなだけ旅行に行こう」「毎日、趣味に没頭しよう」と思っていても、たいていそういう生活は半年も経たないうちに飽きてしまいます。日本人は基本的に働くのが好きで、働くことにいちばん生きがいを感じるのではないでしょうか。日本人の勤勉さは世界一だと思います。

 

そのため、定年後に再雇用制度などを利用して、再び会社勤めを始める方も多いようです。しかし現役のように働けるわけではなく給料もかなり減るので、満足できないという話もよく聞きます。会社員生活の最後がそんな感じでは、あまりにも寂しいと感じます。

 

今の会社に定年まで勤めていてもいいと思いますが、会社や仕事にしがみついているのなら、その思考は早めにリセットすべきです。与えられた環境で与えられた仕事をしているだけでは、どうしてもしがみつき思考になります。

 

例えば、ガーデニングが趣味なら、農業に取り組むのも一つの方法です。市民農園を借りて野菜をつくってみて、うまくいったら規模を広げて野菜を販売するのです。仲間と一緒にやってみるのもいいでしょう。

 

会社以外の別の居場所を見つけるということは「別の生き方」を見つけることにもなります。人生の選択肢は一つではありません。選択肢が多いほうがより豊かな人生を送れますし、自分の可能性も広がります。

 

毎日、会社と自宅の往復にウンザリしているのなら、生き方の選択肢を増やしてみてはいかがでしょうか。

 

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ながら起業 明日クビになっても大丈夫な働き方

ながら起業 明日クビになっても大丈夫な働き方

小野 りつ子

幻冬舎メディアコンサルティング

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