「おたくには割引プランはないの?」
「△会社のプランに乗り換えたら、今よりお得になりそうなんだけど、おたくには割引プランはないの?」
などと要求があれば、事業者としてはその要求に応じていかなくてはなりません。他社との競争に敗れるからです。要求があればまだいいほうで、大概の利用者は今の事業者に相談なく、よりお得なほうへ流れていくのです。ここに利用者と事業者によるプラスのスパイラルも生まれます。
次に、保安の強化です。ガス業界に限っていうと、新規参入会社によって、ガス管をはじめとする各設備の開発競争が起こり、より先進的なガス供給インフラシステムが生まれるきっかけとなります。他業種の参入はイノベーションも引き起こすのです。競争の原理によって、ガス料金が抑えられるため、国民の生活の向上も意識しているはずです。
ガスや電力といったエネルギーは、現代人にとってなくてはならないものです。誰もが食事もすれば、入浴もする。毎日必ず使わなくては生活できません。それらのコストを抑えることによって、国民の消費を促す目的も、自由化にはあるはずです。
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】