その他 介護
連載嫁姑奮戦記【第8回】

嫁絶句「給料もらうの…」お金に執着する姑のとんでもない一言

介護

嫁絶句「給料もらうの…」お金に執着する姑のとんでもない一言

入院中に大腿骨を骨折した姑。手術は成功した一方で、介護の負担が減ることはなかった。息子夫婦の協力によってつかの間の休息をとることができたものの、癇に障るお見舞いや姑の理解できない言動に今後への不安が募っていく。 ※幻冬舎ゴールドライフオンラインの人気エッセイ『嫁姑奮戦記』を連載でお届けします。

医師の方はこちら
無料メルマガ登録はこちら

「気色悪うてそのまま居てられるか」

入院して七週間目の部長回診で、もう退院しても良いだろうとの診断が下る。

 

その日からトイレは車椅子を使わず杖で一般のトイレに連れて行く。大きなほうは急を要するので車椅子トイレの方だ。温水洗浄便座なので助かる。初めて温水洗浄便座のトイレに連れて行った時、「ここを押したら、オシッコが出るの?」と聞かれ、ギョッとしたが。

 

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

車椅子を使用するようになってからパンツ式オムツに替えたので間に合わないと厄介なことになる。胃潰瘍の薬を服用するようになってから便が軟らかいのでなおさらである。

 

ぼろ布と温水洗浄便座のお湯と市販のお尻拭きでうんちと格闘する。夫や娘もこれには往生したようだ。夫などは家に帰るが早いか上から下まで全部着替えて洗濯したとのこと。

 

「気色悪うてそのまま居てられるか」

昭和14年旧満州国新京(現、中華人民共和国吉林省長春市)生まれ。
昭和21年引き揚げ、父の郷里宮崎に住む。
昭和36年宮崎大学教育学部卒。大阪に就職、昭和43年結婚。
介護ヘルパー、地域ネットワーク委員、ボランティア活動などを行うかたわら、通信教育で文章や植物画などを学ぶ。平成29年10月からエッセイ講座を受講。

著者紹介

連載嫁姑奮戦記

嫁姑奮戦記

嫁姑奮戦記

大野 公子

幻冬舎メディアコンサルティング

入院早々骨折、幻覚幻聴、物忘れ……病院を騒がせる姑と嫁のやり場のない戦い。 介護する側、される側、双方には今日に至るまでの歴史がある。 血縁だけでは語れない愛がそこにはあった。 嫁が綴った過去の日記をもとに、「…

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧