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連載嫁姑奮戦記【第7回】

「このまま逝ってくれたら。」義母を介護する嫁の辛すぎる悲鳴

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「このまま逝ってくれたら。」義母を介護する嫁の辛すぎる悲鳴

入院中に大腿骨を骨折した姑。手術は成功した一方で、介護の負担が減ることはなかった。息子夫婦の協力によってつかの間の休息をとることができたものの、癇に障るお見舞いや姑の理解できない言動に今後への不安が募っていく。 ※幻冬舎ゴールドライフオンラインの人気エッセイ『嫁姑奮戦記』を連載でお届けします。

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時々呼吸が止まることに気がついた。

姑はよく鼾をかく。その際、時々呼吸が止まることに気がついた。最初は驚いてゆり起こしたりしたが、先生や看護婦さんにお尋ねすると、老人に多い症状なのでそう気にすることはないと言われる。

 

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

今までは他のことにかまけて気がつかなかったが、注意して様子を見ているとかなり頻繁だ。苦しくはないのだろうか。

 

夜はすぐ起きて寝るのは明け方というパターンで、付き合う私は睡眠不足の連続で、神経が高ぶり眠気さえ感じずイライラがつのる。

 

そんな時のこと、たまたま姑の頭の上に干してあったタオルがひらっと寝ている姑の顔に落ちた。大きく開いた口をおおっている。あわてて取り除こうとした手が一時止まった。

昭和14年旧満州国新京(現、中華人民共和国吉林省長春市)生まれ。
昭和21年引き揚げ、父の郷里宮崎に住む。
昭和36年宮崎大学教育学部卒。大阪に就職、昭和43年結婚。
介護ヘルパー、地域ネットワーク委員、ボランティア活動などを行うかたわら、通信教育で文章や植物画などを学ぶ。平成29年10月からエッセイ講座を受講。

著者紹介

連載嫁姑奮戦記

嫁姑奮戦記

嫁姑奮戦記

大野 公子

幻冬舎メディアコンサルティング

入院早々骨折、幻覚幻聴、物忘れ……病院を騒がせる姑と嫁のやり場のない戦い。 介護する側、される側、双方には今日に至るまでの歴史がある。 血縁だけでは語れない愛がそこにはあった。 嫁が綴った過去の日記をもとに、「…

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