幼児教育科教授が調査「グレーゾーンの子、いる?」幼稚園の声

盛岡大学短期大学部幼児教育科教授である嶋野重行氏の著書『もしかして発達障害?「気になる子ども」との向き合い方』(幻冬舎MC)によると、出生から2歳頃まで、「触覚」を刺激することが、子どもの発達に好影響を及ぼすのだと言います。その理由について見ていきましょう。

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発達障害かも、と感じる子どもが増えているワケ

保育園等では、「気になる子ども」あるいは「グレーゾーン」、「配慮を必要とする子ども」と思われる子どもが増えているといわれます。

 

「気になる子ども」が増えていることに関しては、絶対数なのか、あるいは周囲の保育者の見方が敏感になって相対的に増えているものなのか明確ではありません。しかし昨今、保育園などの先生方が「気になる子ども」は増えていると感じているのは実感としてあるといいます。

 

「気になる子ども」には、知的な遅れはなく知能は正常の範囲内と思われるのですが、教室やプレイルームなどで、みんなと一緒にいられずに絶えず動いて落ち着きがない、急に飛び出したり、飛び跳ねたりする、場の雰囲気が読めずに隣の子にちょっかいをだしたり、おしゃべりしたり、落ち着かない、話にも一貫性がなく、話題があっちこっちに移り変わるといった行動をとります。

 

そのほか、友だちにほとんど興味を示さない子どもがいます。また、ちょっとしたことで興奮しやすかったり、注意が持続しにくかったり、喧嘩・トラブルがあったり、保護者や先生方が困っている場合が多いのです。

 

トラブルに発展してしまいやすい(画像はイメージです/PIXTA)
トラブルに発展してしまいやすい(画像はイメージです/PIXTA)

7割が、実習先に「気になる子ども」がいたと回答

著者は、その現状を知りたいと思いました。そこで、幼稚園で教育実習をしてきた152名の学生に対して、アンケート調査をしました。それは、実習中に「障害のある子どもとは、はっきりといえないけれど、あなたが『気になる』子どもはいましたか?」という質問でした。

 

さらに「いた」場合は、「その子どもは、どのような子どもでしたか?」を自由記述してもらったのです。そうしたところ、108名(71%)の学生が気になった子どもは「いた」と回答しました。

 

「いなかった」は22%、「わからない」「無回答」が7%でした。じつに約7割の学生が「いた」と答えていました。

 

盛岡大学短期大学部幼児教育科 教授

著者紹介

連載もしかして発達障害?「気になる子ども」との向き合い方

もしかして発達障害?「気になる子ども」との向き合い方

もしかして発達障害?「気になる子ども」との向き合い方

嶋野 重行

幻冬舎メディアコンサルティング

絶えず動いて落ち着きがない。話すときに視線が合わない。 一見すると、発達障害があるのか、それとも性格や気質の問題なのかわからない「気になる子ども」が、全国の幼稚園や保育園で増えている。 本書では、幼稚園の先生た…

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