本連載は、2016年8月27日刊行の書籍『開業医の相続対策は「奥様」がやりましょう』(幻冬舎MC)から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

現金5000万円を引き出したあと、淑子さんは…

淑子さんは生命保険から現金5000万円を引き出し、脳梗塞でも加入できる制度を活用して、1億円の終身保険に変換されました。それを、ご自分の老後生活費として確保されたのです。

 

 

医師は、もらえる国民年金や厚生年金が少額である場合が多く、退職金制度も足りないので、老後生活資金のプランニングは、奥様がしっかり立てておく必要があります。

 

こんなにも生命保険のメリットをフル活用できる人は、保険業界でもなかなかいません。

 

銀行や税理士の先生方が窓口となって保険を販売しているところもありますが、こういった臨機応変なメンテナンスや活用のアドバイスはできていないのが実情でしょう。

 

生命保険はとにかく奥が深く、保険会社によっても取り扱いが異なるため、〝誰から保険に加入するか〟で同じ商品でも運命が変わります。同じお金なのに、その受け取り効果に大きな差が出てしまうものなのです。

次ページこのタイミングで!? 後継者である息子に…

本連載は、2016年8月27日刊行の書籍『開業医の相続対策は「奥様」がやりましょう』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

開業医の相続対策は 「奥様」がやりましょう

開業医の相続対策は 「奥様」がやりましょう

芹澤 貴美子

幻冬舎メディアコンサルティング

開業医は、今、目の前にいる患者さんの命と健康を預かる、専門的な職業です。新しい医療技術のこと、新薬のことなど、たくさんの情報を常に仕入れていなくては務まりません。なかなかお金の知識を得るための時間はないのが現実…

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