「面白くない。だから辞める」単純で重要な事実
■向いていなければ早々にやめて次を探す
自分に向いていない、この仕事はやりたくないと思った仕事をすばやく切り捨てて、次を探すことも大事です。自分らしく稼ぐのが愛されフリーランスですから、やりたくない仕事をズルズル続けるのは本末転倒です。
僕の場合、先にも述べたように、アフィリエイトはまったく稼げず、しかも、やってみてまったく面白くありませんでした。
そのため、すぐにその道を諦め、別の仕事を探しました。ネット転売は、最初は友人などから不用品を集めて出品することからスタートしました。これは案外うまくいき、そこそこのお金になりました。
しかし、スタートした当初から出品作業が面倒に感じていました。なぜ面倒なのかというと、その仕事に熱がないからです。そのことに気づき、これもやめました。アフィリエイトや転売がフリーランスに向かないということではありません。実際、これらの仕事でフリーランスとして成功している人もいます。
ただし、稼げるかどうかは人によります。「面白い」「楽しい」と感じる人なら、続けたいと思いますし、その過程でうまく稼ぐための方法を思いつくでしょう。しかし僕はそうは感じませんでした。だから、早々にやめたのです。
この割り切りができていなかったら、僕はきっと時間を無駄にしていただろうと思います。
前述のとおり、世の中にはやってみなければ分からないことがありますので、食わず嫌いはしないほうがいいと思います。しかし、やってみたことをずっと続けなければいけないわけではありません。
目安としては、2、3カ月やってみて、自分には合わない、面白くないと感じたら、捨てたほうがいいでしょう。スモールスタートは、そうして「潔く捨てる」うえでも有効です。世の中には星の数ほどの仕事があります。合わない仕事は思い切って捨て、次の可能性を模索する勇気も必要なのです。