パーティションの導入など各自治体で工夫を
避難所の工夫も必要です。パーティションで隣が見えないようにし、順番を待たなくてもいいように配布方式にする等、マニュアル化して各自治体で周知徹底すれば、発達障がいの子たちもその親御さんも安心して避難できるのではないでしょうか。
一日も早くすべての発達障がいの子どもたちが普通に学校へ行き、普通に進学し、普通に就職し、普通に避難し、普通に医療を受けられる日が来ることを祈っています。
本記事は幻冬舎ゴールドライフオンラインの連載『新訂版 発達障がいに困っている人びと』を再編集したものです。最新の情報・法令等には対応していない場合がございますが、ご了承ください。
鈴木 直光
筑波こどものこころクリニック院長・小児科医
小児神経学会認定医博士(医学)