年商1000万超のフリーランス140人以上を育てた「元・売れないミュージシャン」の仙道達也氏。今年7月に刊行した書籍『愛されフリーランスのすすめ 楽しく働いて仕事が途切れない私になる4つのルール』(幻冬舎MC)で同氏は、成功の法則を記しています。

「就業時間まで働けばよい」が人生の明暗をわける

■好きなことなら自然と努力できる

 

没頭できる仕事が見つかれば、成果も自然と出やすくなります。

 

その理由は、つまらない仕事を義務的にこなしている人と比べてみれば明らかでしょう。人はつまらないことには真剣になれません。

 

「与えられたことをやればよい」「就業時間まで働けばよい」といった義務的な姿勢で取り組みますので、モチベーションも高まらず、できるなら手を抜きたいと考えます。やりたくないけれど、頑張らねば、努力せねば……などと考えてなんとか自分を奮起させないと、なかなか仕事を進められません。

 

一方、没頭できる仕事を見つけた人は、その仕事に携わることが楽しくて仕方ありません。先に挙げたゲームに没頭する子どもと同じで、よいアイデアを練ったり、あれこれ工夫したりする熱意が途切れることなく、集中力、真剣さ、探究心、行動力などあらゆる力が大きくなります。結果、パフォーマンスがよくなり、仕事の質も高くなるのです。

 

また、没頭している人は、「頑張ろう」「努力しよう」などと考えなくても、自然と頑張れてしまいます。仕事が好き、楽しいという気持ちさえあれば、頑張る力が勝手に生まれるということです。それくらいのめりこめる仕事を見つけることが愛されフリーランスとして成功するための鍵となるでしょう。

 

僕自身、フリーランスを目指し始めた当初はアフィリエイトやネット上での転売などに挑戦しましたが、いずれも没頭できませんでした。一生懸命努力はしていたのですが、好きでもなく、楽しくも感じない仕事にはのめりこめず、成果も出ませんでした。やりたくないことは続きません。続かなければ伸びません。そのことを僕は身をもって理解しました。

 

逆に、そのあとに出合ったコーチングの仕事は好きになれましたし、楽しく感じました。コーチングで役立つ知識を身につけるため、ビジネス書、自己啓発書、成功者の哲学書などを読み漁りましたが、不思議と苦に感じませんでした。

 

僕は決して勉強好きではありません。むしろ、嫌いで高校の勉強すら諦めていたくらいでした。特に文章を書くことにはコンプレックスがあり、高校では現代文で偏差値38という衝撃の成績を叩き出したほど苦手です。

 

しかし、そんな僕でも、なんのつらさも感じることなく毎日何時間も勉強することができました。そうして勉強して得た知識を自分なりにまとめる意味もあって、ブログを書いて情報発信し始めたのですが、コーチングをテーマとしたブログはスラスラ書けました。

 

文章の巧拙は別として、コーチングについて書くことが楽しかったですし、楽しいから長く続き、徐々に書く内容も洗練されていったように感じます。まさに「好きこそものの上手なれ」です。

次ページやりたい仕事は出合うものではなく、見つけるもの

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    幻冬舎メディアコンサルティング

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