どこの街に住むかの選択は、仕事やプライベートに大きな影響を与える。さらに家賃が家計支出の大きなウェイトを占めることを考えると、居住地は資産形成までも左右するといえる。総合的に考えて住みやすい街はどこなのだろうか? 20代後半から30代前半の単身会社員の住み心地を考えていこう。今回取り上げるのは、京王電鉄井の頭線「永福町」。

都内随一のパワースポット、幸せな都市伝説も

「永福町」は東京都杉並区に位置する、京王電鉄井の頭線の駅です。1日の乗降者数は3.3万人ほど。急行電車の停車駅で、各駅停車に乗り換えることができます。

 

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何やらおめでたい漢字の駅名ですが、その由来は、当駅南口から徒歩10分ほどのところにある「永福寺」。1522年に開山した古寺で、かつてこの一帯は寺の名前から「永福寺村」と呼ばれていました。

 

「永福寺」以外にも神社仏閣が多いエリアであり、代表格ともいえるのが、当駅から徒歩12分ほど、隣駅「西永福町」からも近い「大宮八幡宮」です。23区内の神社のなかでは「明治神宮」「靖国神社」に次ぐ広さ。1063年、源頼義によって建立された由緒ある神社で、神域が広大であったことから「大宮」と名が付きました。

 

東京のほぼ中心=重心にあることから「東京のへそ」といわれ、パワースポットとして知られています。さらに1969年には、旧境内地から弥生時代の祭祀遺跡である方形周溝墓が発掘され、太古の昔からこの地が聖域だったことがわかりました。またこの神社には、幸せを運ぶという妖精の「小さなおじさん」が現れるという都市伝説も。2000年代後半、あるテレビ番組で取り上げられ広まったものです。会えるかどうかは別として、縁結びや安産などの御利益があるといわれているので、一度、「大宮八幡宮」へ参拝に訪れてみてはいかがでしょうか。

 

何かと幸せエピソードにあふれる「永福町」は、閑静な住宅街のなかにある駅です。駅ビルには商業施設「京王リトナード永福町」があり、スーパーや薬局、100円ショップ、書店など、使い勝手のいいショップが入っています。

 

駅を出ると、北口に「永福町北口商和会」、南口に「永福町商店街」と商店街が伸びています。どちらの商店会も個店が中心で、それほどたくさんの店があるわけではありませんが、夕方の買い物時間帯には人通りも多くなります。

 

商店街を抜けると、戸建て中心の住宅街。一見するとファミリー向けの街のようにも思えますが、低層のアパートやマンションもちらほら。落ち着いた環境のなかで暮らしたい人におすすめの街です。

 

小さなオジさんに会えるかどうかは、あなた次第
小さなおじさんに会えるかどうかは、あなた次第

 

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